内容紹介
研究とは「仮説」と「検証」の繰り返しであることを軽妙に伝えた傑作!
第30回毎日出版文化賞受賞作品が復刊
少年・日高敏隆が小学生のときに気づいたチョウの「習性」を
研究者・日高敏隆が20年の時を経て解き明かす
日高少年の素朴な疑問と好奇心が、20年の時を経て、
世の中を驚かせるチョウの生態を明らかにしていく!
そういうことをしらべてゆくうちに、ぼくらはチョウの飛ぶルートを予言できるようになった。
あらかじめあちこちのLVを測っておき、チョウがあらわれると、
「次はあそこへいく」「今度はそお」というように予言してゆくのである。
チョウはほとんど予言どおりに飛んでいった。
ぼくらは大喜びであった。
これほど正確に予言できるということは、チョウ道のしくみが完全にわかったということである。
小学校のころから二〇年以上にもわたって頭にひかかっていた問題は、これで解決したのだ!
とこどが、これはそれほどかんたんではなかった。
(第一部「チョウの飛ぶ道」より)
内容(「BOOK」データベースより)
少年、日高敏隆が小学生のときに気づいたチョウの「習性」を研究者・日高敏隆が20年の時を経て解き明かす。第30回毎日出版文化賞受賞作品が復刊。