本作は男同士の禁断の愛を描いた2話物の短編ドラマで,惹かれあいながらも傷つけてしまう二人の関係が,切なく繊細に綴られた作品です。
同性愛というと,「霜花店」でのチョ・インソンssiとの濃厚なシーン(偽物っぽいけど)が記憶に新しいところですが,その布石がここにあったとは新たな発見でした。まさか,チュ・ジンモssiって本物?ではないのかと疑ってしまいますね。
作品自体は昨年2月にリリースされたのですが,韓国で放送されたのは1999年,もう10年以上も前のことです。本作主演後の彼は,ドラマでは「怒った顔で振り返れ」「パンチ」「ファッション70’s」「ゲームの女王」「飛天舞」,映画では「ハッピー・エンド」「MUSA 武士」「カンナさん大成功です」「愛 サラン」など,次々にヒット作に主演し,まさに獅子奮迅の活躍ぶりです。これに目を付けた版元が初期の作品でリリースされていなかった本作を掘り出してきたものだと思われますが,チュ・ジンモssiのファンにとっては待望のリリースだと思います。
チュ・ジンモssiは,ニューヨークから一時帰国してきた敏腕社員のシンという役で,同性愛者という設定です。相方となるのは,仕事にも家庭にも疲れ,会社に莫大な損害を与えてしまったチョンという男で,キム・ガプスssiが演じています。
この二人を中心にドラマは進みますが,取り立てて同性愛を前面に出すではなく,むしろドラマは淡々と進行し,「人を愛する」って何だろう,「お互いを大切に思う気持ち」って何だろうと考えさせられる作品となっています。