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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 2.0
名著とは言われているけども・・・,
By ふぁ (大阪) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: チャーリー・パーカーの芸術 (単行本)
この本はあくまでも「平岡正明さんの」本であり、チャーリーパーカー個人にスポットライトを当てた作品では無いと断言してしまった方が、僕がこの本を買う前に抱いていた誤解も、買ってから抱いた 不快感と言ってしまってもいいモヤモヤも感じずに済むかもしれません。 平岡正明さんはこの本を出版するまでに既に名うての著述家であり活動家だったようです。 (本人は2009年に亡くなっています。) 「俺を知ってるだろ?」と言わんばかりの言い回しが目立つのはそのためでしょう。知りません。 基本的にはチャーリーパーカーが生きていたバップ期のジャズメン達をダシにして、平岡さん独特の 噺家喋りを読者に聞かせる、というスタイルでできています。 そのため平岡さんを通じてジャズを知った人や、ジャズについての見聞を深めた人にとっては マストの書と言えるかと思いますが、それ以外の人にとっては1,2,7,17そして最後の3章くらいが 読みどころでしょうか? 早い話、平岡節が心に響かない人にとってはなんてことも無い本だと思います。
7 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
2000年12月20日の発行は、きわめて意図的?,
By しろしろ (奈良県 斑鳩町) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: チャーリー・パーカーの芸術 (単行本)
あとがきが、かっこいい。夜の山下公園。この本を書き終えた著者はコーラの瓶を片手、ベンチに座る。言いたいことを言い尽くすとそうなってしまった。すなわち「だから三十四歳で死んだ」。この一言がいいたくて平岡さんは三重連機関車のように404ページを突き進む。文体が読みやすくなったのは、世紀の変わり目、疲れ果てた世界が氏の背中をわずかに押したせいかも知れない。装丁もしゃれている。ベストセラーと芸術は無関係、を地で行く本。出版社もたいしたもの。この本、少なくとも砂糖水の入った瓶よりは、重い。
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