本書はいわゆる“パーカー・スタイル(すなわちビバップと呼ばれる奏法)”がどのようにして完成されたのか、
彼の奏法の変化を、残された録音をもとに豊富な譜面を示しながら分析したすばらしい力作です。
これまでパーカに関する書物はゆかりの人物へのインタビューやエピソードに基づいて、彼の人物像を描いたものがほとんどで、
本書のように純粋に彼の音楽的な変遷にのみ焦点を当てたものは他に類を見ないと思います。
巻末には詳細なディスコグラフィーも掲載されています。
こんな本が出版されるのを待っていました。すばらしい本です。