通称「青チャート」。高校数学における定番の参考書の一つです。
収録問題は【例題】248問,【練習】291問,【演習問題】192問,【総合演習】50問で、計781問となっています。
書名に「基礎からの数学」とあるように、問題数のおよそ7割は教科書レベルの基礎的な問題で構成されています。
また、残りの3割は教科書レベルの基礎をベースに応用的な入試問題に対応する力を養成するようになっています。
このように教科書例題レベル〜入試標準レベルの典型問題の解法を網羅的に収録されていますから、「受験の基礎(=易しいという意味ではない)となる解法を体系的に習得し、しっかりとした実力を身に付ける」のに最適な参考書といえるでしょう。
改訂版になり、解説が従来より詳しく丁寧になったといえます。
具体的には以下の通り。
・使用者が躓くであろうポイントは、見開き2ページ使って丁寧に解説している。
→(例)「2次関数の文字係数を含む最大・最小」のような場合わけを含む問題
・「知識の整理」をするための「まとめ」ページを新設
・知っておきたい発展的内容を扱う「参考事項・補足事項」ページを新設
→「確率の計算で注意すること」などは誤答例を挙げた解説などなかなか面白い。
また、青チャートの元々の特徴である、問題解法に関する解説である「指針」もだいぶ見直されていたり、旧課程版にあった「例題一覧」が復活したりと、改訂で内容がかなりパワーアップしたように感じました。