テクニカル分析の本、特にテクニカルインデックスについて解説している本には、計算式が書かれていなければならない。何故ならそのテクニカルインデックスがどのようなものかを本当に検証したいなら、表計算ソフトで値を算出して、計算要素がどう変化した場合、インデックスはどういう風に動くのかを、自分で仮値入力などして検証すべきだから。というのがぼくの持論です。その点についてまず合格です。
またテクニカルインデックスの組み合わせという考え方にもちゃんと言及して、事例紹介している。これも今となってはテクニカル分析の基本だと思います。
そのような意味で、テクニカル分析の本として一冊、という場合はこれを人に勧めています。読み物として頭から最後まで読破するという種類の本じゃなくて、辞書として備えておくといった種類の本だと思います。
いろんな評論家やアナリストという人がいて、残念ながら多くの人はデタラメなことを書いてることが多いのですが、この人の書いていることは、今のところデタラメだと思ったことはありません。書いてる通りにすれば大儲け、なんて本ではありませんが、少なくとも実践の方向性でものを書いていると思います。