★なぜ英文法なの? 自分の言いたいことをちゃんと伝えるには英文法の力が必要です。でも、ピリオドで終わるまでの英文ではなく、you could say so, butとかShe's just likeとか、数語単位のチャンクの中で文法を使えばいいのだから、はるかに簡単。しかも、本書の文法はいろいろな決まりごとをひたすら覚える英文法とは全く異なります。わかっているつもりでも、いざ話そうとする不安になるaとtheの使い分けも、イラストを見て感覚的につかみ、エクササイズで「あー、そうだったのか」と納得する構成です。最後には、文法なんて意識しな いで、「自動的に使える」ようになるのがこの本の目的です。
この本は、人間が持つイメージや認知能力に訴えかける英文法参考書である。今まで、文字と演習問題ばかりの文法書が受け付けなかった人や、新たな視点から英文法を学習しなおしたい人にも大変参考になると思う。学問的にも、認知言語学の視点を背景にしており、研究者、教育者にも面白く読める本だと思う。いわゆる、"magical number 7"の考えから言っても、「チャンク」は有効な学習方法なのかもしれない。また、CDも付属していて、リスニング力や会話力を高めたい人に向けて構成されている。