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5つ星のうち 4.0
最後まで目が離せません, 2003/4/21
レビュー対象商品: チャイニーズ・ディナー [DVD] (DVD)
出演者が3人、舞台は1部屋という設定ですが、見飽きずトイレにすら行くのを忘れるほど、最後まで見せてくれます。下手な小道具は必要なく役者自身の魅力、演技力が試される作品だったと思います。笑いのない堤さんの作品もいいものですね。最後の曖昧さだけが多少気になりましたが、その後味の悪さも堤監督らしくて良いのかもしれませんね。
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5つ星のうち 4.0
息詰まる心理戦・密室劇の名作, 2006/5/16
レビュー対象商品: チャイニーズ・ディナー [DVD] (DVD)
堤幸彦監督作品「チャイニーズ・ディナー」が再び見たくなったので再見。 --あらすじ-- 高級中華店のオーナーであり、暴力紛いの悪どい商売をしている星野(柳葉)は、いつものように中華店で夕食を摂ろうとしていたが、部屋には殺し屋(IZAM)が潜んでいた。 銃口を向けられたまま夕食を注文するように命じられた星野は、ギリギリの状況の中、殺し屋の正体を推理し始める・・。 抽象的なオブジェクトの提示、人物の反転、キャメラ振動など随所に堤らしさ、堤マジックが伺えて今なお色褪せない密室劇の名作。 脚本も面白い。相手を出し抜こうと画策する男と、正体を見せない殺し屋との息詰まる心理戦。 「請来(ちんらい)」の合図で運ばれる豪華中華料理が攻防のきっかけとなるという決め事で、シーンの動と静の緩急を巧くつけている。 殺し屋の正体や目的を推理するロジックの面白さも秀逸だ。 役者としては意外性のあるところをもってきているが、柳葉の硬さがいい具合に心理的な緊張感として出ている。 IZAMははっきりいって大根だが、不気味な正体の殺し屋というアクセントには貢献しているだろう。 初見で衝撃を受け、二度三度と見るたびなお発見があることだろう。 未見の方は是非ご覧頂きたい。
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5つ星のうち 5.0
この『チャイニーズ・ディナー』は美味かった!, 2005/11/19
レビュー対象商品: チャイニーズ・ディナー [DVD] (DVD)
『ケイゾク』『トリック』『池袋ウエストゲートパーク』でのギャグのイメージが強く、『溺れる魚』が酷かったので、あまり期待していませんでした。「日本人監督が取る香港風ハードボイルドが見たいなぁ」程度にしか考えていませんでした。しかし、私のそんな予想を裏切って面白いじゃないですか、『チャイニーズ・ディナー』は! 脚本が良い。予告編を見て柳葉敏郎がIZAMに一方的にやられるだけかと思ったから、本編を見たら柳葉が余裕綽々でびっくりした。舞台は高級中華料理店の一室だけで、出演している出演者が3人(しかも、翠玲は料理を運んでいるだけで台詞が無いから、実質上2人)なのに、全然飽きない。2人の駆け引きの心理戦が意外な展開で、画面に目が吸い寄せられる。初めは舞台にした方が良いのではないかと思ったが、スムーズなカメラワークはスピーディーで、映像しか使えない構造が巧く使われていて、テンポが良い。赤と黒が基調の映像も綺麗。脚本を活かす演出だ。 柳葉敏郎の演技は安定していて、裏で黒い事をしている高級中華料理店のオーナーの凄味が出ている。東北訛りで損をしているが...。(迫力が無くなるというか、緊張が緩むというか) 『溺れる魚』『g@me.』でキレた演技を見せたIZAMは、今回もキレた演技を見せてくれる。キレっぷりは今作が最高!同じ堤幸彦作品でIZAMを見るなら、『溺れる魚』よりこっちでしょ! 紅一点の翠玲が美しい。 香港ハードボイルド風のダーティーさが出ている。しかし、『チャイニーズ・ディナー』の濃厚なこてこて感が無く、日本料理のさっぱりした印象を受けた。 2時間以上だったら飽きてくるが、1時間30分足らずなので、サクッと観られるからお薦めです。
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