狂信者集団とくれば、カルト的犯罪とくるのが定石(裏表紙にも
そんな事を匂わす粗筋)ですが、本書が書かれたのが9.11直後
と言うのが影響しているのか、この教団は、もっとテロリスト見たいな
自爆的犯罪を目論んでいました。そこに子供が絡んでくるんですが、
一番の悪の一人と、この子供の親との私怨があったりと、狭い所で
そこそこ、ひねったプロットになっています。
450ページ過ぎからは、結構 波乱、怒涛の展開が待ち受けており、
料金分は手堅く楽しめると思います。
ただ、出てくる警官がどれも「間抜け」な設定で、まったく
頼りになりません。警官の一人ぐらいは主人公側について
事件を解決していくのかと思ったのですが...
兄の友人の軍人も、あまり役にはたってくれません。
女性主人公の恋人も、これも事故で負傷を負っており
満足には動けず、敵に拉致されたりします。
役に立つのは女性の友人ばかりです。
とことん、女性主人公の獅子奮迅の奮闘を描いた作品。
続編が読みたいかは内容次第。無条件にとは...