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チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち
 
 
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チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち [単行本]

遠藤誉
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,785 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

内容紹介

これほどスリリングな中国政治の追跡書があっただろうか?

中国の権力中枢__チャイナ・ナイン。
その9人をめぐる、あまりに人間臭く、あまりに壮大な実録ドラマ。

中国政府のシンクタンクである中国社会科学院の客員教授を歴任し、
今なお政府高官との太いパイフを持つ遠藤氏が、
大国の「現在進行中」の社会と政治の真相を、政権中枢の奥深く、
さらにその奥まで切り込んで描いた完全ノンフィクション。

中国の中枢とつながりを持つ著者が、ここまで記していのか?
中国との関係において、筆者が命を賭して書き上げた一冊。

本書を紐解けば、中国の全貌がわかります。

【目次】
序章 権力の構図
第一章 中国を動かす9人の男たち
第二章 次の中国を動かす9人の男たち
第三章 文化体制改革
第四章 政治体制改革
第五章 対日、対外戦略
終章 未完の革命


2012年秋の政権交代の行方から、2023年の国家主席まで明示!

【速報! 2012.3.15 】
時期チャイナ・ナイン入りを目指していた薄熙来の更迭を的中! (2月半ばの執筆時)

内容(「BOOK」データベースより)

中国を動かしているのは中国共産党政治局常務委員の9人だ。国家の方向、経済の動向、社会の行方、人心のありか、9人をめぐるドラマを紐解けば、おのずと中国の全貌が見える。2012年秋、政権交代で誰が9人となり、どんな舵を切るか?2023年、誰が国家主席となるのか?中国政府のシンクタンクで客員教授を務めた著者が明示する。

登録情報

  • 単行本: 376ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2012/3/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 402331031X
  • ISBN-13: 978-4023310315
  • 発売日: 2012/3/16
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 中国、次の20年を読む 2012/6/1
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:単行本
著者は本書で20年先の中国政治、社会を見極めようとしている。今秋選出される中共中央政治局常務委員9人の顔ぶれ、10年後のリーダーを予想している。「駆け足で書いた」というが、60年の中国観察歴、人脈を生かして中国高官に直接話を聞いた取材の深さ、内容の厚み、分析の明確さ、いずれも類書の群を抜いている。私は新書を中心にチャイナウォッチャーの本を毎年20冊以上読んできた。しかし現状で、本書に勝る中国の政治、社会変動の分析書はない。

毛沢東時代、すべての決定権は毛沢東にあった。しかし今の中国の大事は、常務委員9人の多数決で決まる。だから、トップ2が内定した今、この「チャイナ・ナイン」に誰が入るかが目下、中国政治最大の焦点だ。中共は5年に1回の幹部選出時68歳を超えると定年扱いになる。従って今の9人中、次の国家主席と首相以外の7人は今秋退任する。7人の穴は常務委員の一つ下のランクである政治局委員から選任される。政治局委員で年齢がクリアしているのは9人で、定年ボーダーを除くと7人。7人の1人、薄熙来・重慶市党書記の失脚で、定年ボーダーライン上の兪正声・上海市党書記と劉延東・国務委員の2人に目が出てきた。ただ、10年後の国家主席候補を常務委員に大抜擢する可能性もある。

ウォッチャーには常識だが、中国政治は、共産主義青年団OBを中心としたテクノクラートで正義感が強く改革を指向する胡錦濤派(団派)と、江沢民を中心とする上海閥(江派)、及び高官の子弟であり保守的な太子党の2派の闘争が続いている。江沢民が指名した太子党・習近平の国家主席内定で、江派・太子党が優勢となったが、胡錦濤率いる団派は、地方トップや党中央中堅に40、50歳代のメンバーを続々送り込んでおり、彼らが昇格する5年後にはひっくり返ると著者は見る。ネクストナイン候補も団派、江派で綺麗に色分けできるわけでもなく、両派にまたがる人物もいて、どちらが多数かは微妙だ。

また、野心を隠さなかった薄煕来の累進について著者は「薄の父・一波(副首相)が、江沢民を国家主席に強く推したバーターで、江が煕来を引き上げた」と読む。習近平の後継に胡錦濤が同意したのも、「1985年に習の父が主導して長老たちが退任したことでポストが空き、胡錦濤が党中央委員に昇進できた。胡がそれに恩義を感じているのではないか」と指摘する。中国人は貸し借りの感覚、特に弱い時に庇護してくれた人物に義理を果たす意識が強いのかもしれない。

国共内戦で餓死寸前に至り、中国人同級生に学校で「日本鬼子」と殴られながら中国語、中国人のメンタリティを体得した著者は現在、中国政府顧問、客員教授として招聘も受けている。一方で中国のネット社会を通し、一党独裁の弊害も手厳しく批判している。このように著者は、命の危険まで冒して中国の真髄を知り抜いてきた。昨日今日中国人とビジネスして中国本を書いちゃう「にわか」ウォッチャーとは格が違いすぎる。まして、最近話題の「中国一有名な日本人」など著者の足下にも及ばない。中国政治の将来に関心があるなら、2012年5月時点では本書を最優先で読むべきだ。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 仮面ライター トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
 
 「C4」といえば軍用のプラスチック爆薬を思い起こすが、「C9」とは一体何か? これは著者である遠藤誉・筑波大学名誉教授(理学博士)の造語のようで、中国の内政や外交等を事実上領導している「中国共産党中央委員会政治局常務委員会」を構成する「9人の男たち(チャイナ・ナインChina 9)」を指している。ところで、先ず私の目を引いたのは、本書「終章」で触れられている著者の生い立ちであった。遠藤先生は1941年1月3日、旧満州国新京市(現吉林省長春市)で産声を上げ、辛酸を舐めつつ、1953年9月11日に大陸中国から日本への帰還を果たしたのだが、その間の筆舌に尽くし難い体験は誰しもが息を呑んでしまうだろう。私の亡母も戦前、満州の親戚へ養女に出されそうになった、という話を聞いたことがある。そうなれば今、安穏としてこの日本国で生きている私は存在しなかったかもしれないだけに、他人事とも俄には思えず、胸が締め付けられるような気がした…。

 さて、2012年は、9月29日で「日中国交正常化」40年という節目に当たり、また、中国共産党の第18回全国代表大会(党大会)も開催される年だ。新聞報道等によれば、党大会は11月8日開会と伝えており、次期国家主席や国務院総理(首相)等を抱える党指導部の新しい顔ぶれなどに関心が集まっているところである。この報道の直前、25名いる党政治局委員の一人、薄煕来(重慶市委員会書記)の「党籍剥奪」を政治局が決定した、というニュースも流れた。穿った見方をすると、この薄煕来の“処分”を巡って、なかなか党大会の日程が定まらなかった、とも言えるのだが、では、日本のマスコミも動向を注目していた薄煕来とは何者なのか…。当書出版時点では、中国共産党の元老だった薄一波の息子で、「太子党」として次期「C9」の有力候補とも目されていた薄煕来の“失脚”までは確言していない。だが、その予兆は本書で縷陳され、まさに「禍福は糾える縄の如し」だ。

 ここで、チャイナウオッチャーなどの中には、胡錦濤(現国家主席)率いる共産主義青年団出身者を中心とする「団派」、江沢民(前国家主席)率いる既得権益集団としての「上海閥」、さらに元党高級幹部の子女による「太子党」といった勢力の角逐、抗争を声高に語る者もいる。ただ、遠藤先生によれば「特に太子党というのは特定の党派を指すのではなく…組織を形成していない」(p.114)みたいである。そして、最も大事な点は、遠藤先生が述べるように「チャイナ・ナインの中にどんなに激しい党内派閥(抗争)があったとしても、全員が100%一致していることが一つだけある。それは絶対に社会主義国家としての中国を崩壊させてはならないという鉄の理念」(p.334)があることだ。この論理を見逃してはならず、次の10年を担う「C9」も「鉄の理念」を堅持する者が当然席に着こう。こうした文脈と「先富から共富へ」という過渡期での出来事として薄煕来の失墜があった、と理解できよう。

 中国の次の10年は、このままで推移すれば、党総書記・国家主席等は胡錦濤(団派)から習近平(江沢民派太子党)、国務院総理は温家宝(胡錦濤支持派)から李克強(団派)へと引き継がれ、彼らをコアとした「C9」体制が組まれるであろうが、本書のユニークさは「次の次(2023年)」にも予測が及んでいることだ。遠藤先生は実際、「胡錦濤は、10年後の党大会にフォーカスを絞っている」(p.287)と睨んでいる。そこでは、胡春華(中国の庶民は、胡錦濤の「大胡」に対して「小胡」と呼んでいるらしい)、周強、孫政才といった名が登場するけれど(pp.287〜294)、彼らの動静にも注意を払う必要があろう。最後に、この度の「尖閣諸島問題」を巡る東京の「空疎な小皇帝」による軽薄な所業、質の悪い言動等は、最早「老害」の域を遙かに超え、「国粋派」「民族派」といった表徴が勿体ないぐらいだが、ともかく日本も「中国の時間のスケール」(p.342)に見合った対中政策が求められよう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
いやー、わかりやすかったですねー。

中国はビックネームがたくさんいて、それらの人間関係がよくわからなかったのですが、
これで、やっと中国の政権の様子について、見通しがよくなりました。

人物関係の構図が見えてきますと、俄然、中国関連のニュースが興味深く見れますね。

まだ頭によく入っていないので、人物関係図を参照すべく、本書は必携ですね。
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投稿日: 4か月前 投稿者: A-san
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著者の半生が生半可でなく言葉に重みがある。
表面しか見えてない時代に、ゆっくり読んで貰いたい一冊である。
投稿日: 4か月前 投稿者: 村田
5つ星のうち 4.0 するどい洞察に感動
現政党の姿を理解する上で、必読すべき一冊だと思います。
知識ゼロであった私ですが、それなりに中国の政治について理解できるようになりました。
投稿日: 5か月前 投稿者: Entake702
5つ星のうち 4.0 今読むべき本、そして今後も中国を知る為に読むべき本
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5つ星のうち 5.0 いやあ、面白かった。
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投稿日: 10か月前 投稿者: puspaka
5つ星のうち 5.0 充実の内容。中国に関心のある人はぜひ読むべし!
13億人の中国はトップ9人の意思決定で動いている。
その9人をチャイナ・ナインと称し、一人一人について深く記載しています。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: Asian_YM
5つ星のうち 4.0 これまででは一番現地感覚に近い中国論。
初めて、納得の行く中国政治論を読んだ。どの「専門家」も、ここまで肌の感覚を表現した作品は書いていないと思う。僕自身の16年以上になる中国滞在歴も影響しているのかも... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: とんとん
5つ星のうち 5.0 中国人の行動原則が全て書かれた研究書
遠藤氏渾身の一冊。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 北京原人
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