外国オケとはあんまり意識しない私です。例によって店長のおすすめで買いです。みごとな当たりです。ほんとにいいんですよ。曲目もいいし。チャイコフスキーからはじまってアイネ・クライネが来るっていうのが1枚を堪能できる工夫かもしれません。
モーツァルトのディベルティメントが入っているのですが、他の盤に比べて、あまりに分厚い音色で異色の出来だと思います。ジャケ写のように大人数で演奏しているのか、一人ひとりの音量が大きいのか。編成人数は決まっていると思うんですけど。サイトウ・キネンのメンバー自体がタレントぞろいなので、アンサンブルを揃えるのはそうとうな工夫があったと思います。小澤さんの力量でしょうか。パワー系演奏だと思います。
小澤さんの復活、サイトウ・キネンでの演目がコレだったので(チャイコフスキー)、いま旬の一枚になりました。本家ヨーロッパの楽団よりもストレートで、スコアだけ見て後は伝統にとらわれすぎず現代に即してプレイしているように感じます。アメリカのオケにもよくある傾向で「やればできる的」エネルギーが体現されていると思う。そういう意味では、ドゥ・ダメルも小澤さん的な次世代かもしれないです。