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| 1. 交響曲 第4番 ヘ短調 作品36: : 第1楽章 : Andante Sostenuto - Moderato Con Anima |
| 2. 第2楽章 : Andantino In Modo Di Canzona |
| 3. 第3楽章 : Scherzo (Allegro) |
| 4. 第4楽章 : Finale (Allegro Con Fuoco) |
ウィーン・フィルの本拠地ムジークフェラインザールでの録音ということもあって、響きは柔らかく、潤いとゆとりがある。この曲で強調されがちな“雄たけび”さえ、歌がこもって音楽的だ。ただしホールトーンを多めにとった録音のせいか、音の芯がつかみきれないのが残念。第1楽章の第2主題、そして第2楽章の憂鬱は最大の聴きどころで、木管のまろやかな味わいに弦が甘く陶酔的に絡む。第3楽章で明滅する弦のピチカートの肉感的な美しさはさすがウィーン・フィル。ゲルギエフの呪術がいよいよ効果をあらわすのは第4楽章。いたずらに突っ走らず、あくまで音楽的な充実感をもって乱舞する民衆の踊りも素晴らしいが、それを中断する不吉な運命の力の主題では、和音の炸裂の間にゲルギエフのうなり声がかすかに響くのがファンにはたまらない。チャイコフスキーが表現しようとした、身震いするような悪夢を、ここまではっきりと意識させる演奏は滅多にない。(林田直樹)
フィナーレの拍手も割愛されているせいか、
ライヴと言われても、さほどそれらしさは
感じられない。
終楽章はそれなりにガンガンくるのだが、
いまひとつ「爆演!」という感じではない。
だが、今、「相思相愛」的な蜜月期の
ゲルギエフ/ウィーンフィルの一発勝負ライヴ
だけあって、緊張感あるダレ場のない名演である。
緩叙楽章での、ティンパニーのピアノ音が
クリアに澄み切って響くのが印象的だった。
各楽器の音の分離が見事な一枚である。
(・(エ)・)
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