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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
バランシン、チャイコフスキーを語る,
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レビュー対象商品: チャイコフスキーわが愛 (単行本)
ニューヨークシティバレエ団の創設者にして今世紀最高の振付家ジョージ・バランシンが、同郷の作曲家チャイコフスキーについて語り、その過程で彼の人生にまつわる様々な風景や人物を回想した一冊。対話が行われたのはバランシンの最晩年。同書の出版を見ずしてバランシンはクロイツフェルトヤコブ病という奇病で世を去った。
考えてみれば、チャイコフスキーを語るにバランシンほど相応しい人間はいないのではないか。 二人とも「ペテルスブルク人」であり、帝政ロシアが育んだロシア人であり、音楽と共に生きた職人芸術家である。バランシンは心からチャイコフスキーを愛し、チャイコフスキーの音楽に多くを振付けた。チャイコフスキーを魂の深部で理解していた、あるいは、理解していると感じていた。 表現形態は違えど、共に音楽の天才であり偉大な芸術家。天才が天才を語るのだから、これは大変に稀有な一冊だと思う。読んでいて幸せだった。 ちなみに英語版は絶版だと記憶している。日本語版が入手可能であることに感激する。日本ってなんてレベルの高い国なんだ(感涙)。
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5つ星のうち 5.0
チャイコフスキーが「良く解り」「好きになり」「心に響く」本です,
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レビュー対象商品: チャイコフスキーわが愛 (単行本)
バランシンの名前は知っていましたがどの様な人物家は知りませんでした。
とにかくも深い知性・幅広い知識をお持ちの方なのですね。 チャイコフスキーと同郷・同年代・同業種?と言う事もあって絶好の語り手です。 バランシンの眼を通して、作曲家への敬愛・音楽への洞察・ ロシア特にペテルブルグへの愛情・が細やかに語られて行きます。 作曲家の生い立ちから高貴な音楽性について、更にはバレエ・オペラに至るまで その解説は愛情に満ちた視線で続きます。 通読してみてチャイコフスキーは甘い金平糖やくるみ割りの人ではない、 哲学と人類愛の人だったのだと再認識しました。 「音楽とは私たちと人生を永遠に和解させるもの」 この言葉が好きです。 チャイコフスキーの音楽なんて陳腐だ!と思っている方々にはぜひとも一読して頂きたいです。
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