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チベット語になった『坊っちゃん』―中国・青海省 草原に播かれた日本語の種
 
 

チベット語になった『坊っちゃん』―中国・青海省 草原に播かれた日本語の種 [単行本]

中村 吉広
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中国・青海省のチャプチャという小さな町にある青海民族師範高等選科学校で、ひょんなことからチベットの学生に日本語を教えることになった日本人教師の孤軍奮闘の物語。チベット語と日本語の文法の近似性に着目し、漱石の『坊っちゃん』の翻訳を授業で取り上げ、時に笑い、時に怒りながら育んだ、チベット人学生たちとの心の交流を描く。

内容(「MARC」データベースより)

チベットで日本語を教える日本人教師の孤軍奮闘の物語。夏目漱石の「坊ちゃん」の翻訳を授業で取り上げ、時に笑い、時に怒りながら育んだ、チベット人学生との心の交流を描く。

登録情報

  • 単行本: 285ページ
  • 出版社: 山と溪谷社 (2005/11/1)
  • ISBN-10: 4635330397
  • ISBN-13: 978-4635330398
  • 発売日: 2005/11/1
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 411,525位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
チベット留学生が日本語教師となり、チベット語と日本語が両方とも膠着語(ヨーロッパ言語のように語形変化によらず、「てにをは」等の助詞によって言葉をつなぐ言語)であることを生かした教育方法で驚くほどの効果を挙げ、ついに夏目漱石「坊ちゃん」の半分をチベット語に翻訳することに成功することを中心とした4年間の記録である。生徒と著者、チベット人教師と著者との心温まる熱い交流は感動的だが、その他にも言語・文化・宗教にわたり豊富な体験が述べられており密度の濃い本である。

特に次の点が印象に残った:

1.チベット語は文語と口語に別れ、文語は確立しているが、口語は地域によって異なりさらに正書法も確立していない。さらに漢化政策により中国語がメインとなり、チベット語は廃れ行く運命にある。

2.日本の仏教とチベットの仏教と全く違うこと。

3.改革開放政策といっても、経済的合理性を無視したノルマ主義であり、うまくいかないこと。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
チベットという国は、辺境の地というイメージしかありませんでしたが、まるで昔の日本を見ているような気持ちになりました。アジア圏の国の複雑な事情が背景にある教育、文化とそこに住む人々の純粋な気持ちが、日本の「坊っちゃん」という小説をチベット語に訳す日本語教育の中で見えてきて大変興味深い。日本人が忘れがちな自分の国の文化や意識を、思い返させてくれる内容でもあります。チベット語と日本語の文法が非常に似ていることから生徒達が日本語を急速に習得して行くところは感動的ですらある。ゆっくりと読書を楽し見たい人向けです。お薦めします。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
盛りだくさん 2005/12/9
By yabloko
形式:単行本
個人的な体験記なのかと思いきや、内容がチベットの歴史,文化,仏教,

日本語,中国の少数民族政策など多岐にわたり充実しています。後半のチベット人学生が翻訳に取り組む様子は日本人とチベット人の発想・文化的背景の違いが浮き彫りになって大変興味深かったです。最後の生徒との別れは悲しいものでしたが、著者が生徒に残した言葉の一つ一つが非常に印象的で感動しました。多くの人に薦めたい本です。
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