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最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
アジアの田舎町を旅行した時に感じる懐かしさ,
By 林田力 (hayariki.net) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: チベットのラッパ犬 (単行本)
本書の世界は科学技術では現代よりも発達しているが、住民の生活や文化レベルは高くない。グローバリゼーションに洗われつつある現代アジアの町や村と変わらない。その点で本書は現代から遠く離れていない近未来SFである。現代人がアジアの田舎町を旅行した時に感じるものと同じ懐かしささえ感じられる。
5つ星のうち 4.0
切ない風呂敷の畳み方,
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レビュー対象商品: チベットのラッパ犬 (単行本)
「地下生活者」のように前半は、すごい興味深い設定で今回椎名誠はどんな大風呂敷を広げてくれるのだろうと期待に胸膨らませるのだが、折り返し地点らしき場所で「えっ、そっちの方に話を転がしていくの?」という転換があって、突拍子もない不条理なサスペンス性が瓦解してしまい、そこから後半戦読み進めていくのにそれなりの努力がいるのだ。さらに最後の大団円は本当に「大団円」で、読了のカタルシスが味わえず、うっちゃられた感じ。意味不明だけれどその泥濘さ加減が魅力の固有名詞の乱立が近作にはなかった高密度具合で「すわ、アドバードの再来か!」と思ったが、結局周辺情報だけいやに詳しい尻すぼみ的な物語性の希薄さに、やっぱり落胆してしまった。
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