本を開くと目次があって、
その次のページに「登場人物紹介」そして顔挿絵の「家系図」・・・このあたりから「ウン??」・・・
そう、家系図は
鬼丸おじいちゃん=イツキおばあちゃん
→ パパ=ママ ママの兄妹の夜叉丸おじさんとスーちゃん
→ ユイ(長女5年生)、タクミ(長男3年生)、モエ(次女三歳)
なんですけれど、なんだかおかしい・・・・だって鬼丸おじいちゃんは見事なあごひげのキツネなんですから。
人間のパパとキツネのママをもった三人の姉弟の愉快な冒険のシリーズです。
キツネが人間社会にまぎれ込む、葛の葉伝説を土台にしたお話はほかにもあるけれど、
マンションに住んで、ほわっと優しい植物学の研究者のパパとしっかり者の明るいママと元気なこども達という
どこにでもあるごく普通の家族に飛び込んで来る、どこにでもない騒動はとっても楽しい。
騒動のきっかけは、夜叉丸おじさんだったり、お母さんの親戚の事が多いのだから、
どうにかしなくちゃ仕方ないですよね。
ユイが風の耳、タクミが時の目、モエが魂よせの口というママの家族から受け継いだ不思義なちからをつかって
元気に解決していきます。
この設定の面白さに、一巻完結のシリーズですが、この次も読みたくなります。
「チビ竜と魔法の実」はお風呂場で大きくなって行くチビ竜とモエちゃんがとってもかわいい。
タクミくんは蛇の目石にもかかわっちゃうし、ユイちゃんがしっかりするわけですね。
明るくて元気な三人姉弟の雰囲気がとっても好きです
ホントは大変なんですけれどね。
漢字に一部仮名も振ってあるし読みやすいので、小学校中学年以上におすすめですね。