“中学生高校生のための心理学入門”との副題がありますが、心理学がどんなものかを知る上では、広く一般の人たちにとっても役立つ本です。心の問題として、心理学がどの様にして一つの学問として確立してきた歴史やその難しさ、どんな心理学があるのか?関係している分野は?また、これからの心理学は?など統計まで広きにわたり説明されています。
何より、質問応答の形式で読みやすく、これからこの分野に興味をもった時の方向性を示してくれている点が素晴らしいと感じた。どの分野でも、その分野の方向性を示してくれるとその後の学習が楽しくなると思います。また文末の付録では“大学で心理学を学ぶために”があり、著者の熱意と希望をも含まれていると感じました。
やはり是非、進路を決める前のそれも文化系や理科系の希望に別れる前に読んでもらいたい本です。実際、文化系の経済学で数学をしていないため(興味を持っていないため)酷い目に会う学生が出ていると聞きました。入学試験の為に学ぶ範囲を限定してしまい、興味の幅を狭めてしまう事により、人生を楽しく生きる上で、最大の弊害になってくる事を知ってほしいと思ってしまいました。