1965年、キューバ革命に多大な功績を残したゲバラだったが、キューバでの地位や市民権を放棄し、忽然と姿を消す。やがて、キューバの新たな指導者となるカストロは、ゲバラの“別れの手紙”を公表した。その手紙によれば、ゲバラは自分を必要とする場所へ身を投じるという信念を揺るぎないものにしていた。1966年、頭髪の薄い中年男“ラモン”に扮したまま家族に別れを告げたゲバラは、次なる革命の地、南米ボリビアに入国する。ボリビアはアメリカの支援を受けるバリエントス大統領の独裁政権下にあった。ゲリラ部隊と共に革命へ動き出すゲバラ。しかし、ボリビア共産党の協力が得られず、アメリカに援護された政府軍に圧倒されていく。さらには地元民の裏切りに遭い、物資も滞ってしまったゲバラたちはいよいよ窮地に立たされ…。
前作がゲバラの栄光なのでこの作品は彼の革命の旅の終わりと死でしょうか。この作品ではボリビアで仲間に裏切られてそして病気などで弱っていく彼の人間的な姿が多く描かれています。最後、死ぬ時は意外なほど呆気なく彼が一人の人間だということを改めて感じさせます。気になるのは、これほどまでに彼を革命へと駆り立てる動機というのは一体何だったのか。彼の行動・人生の是非を問うような大それたことはしませんし、しても意味がありませんが、ゲバラという一人の人間の生き方、自分の信念を貫く姿勢、カリスマ性、人を平等に扱う姿
が非常に興味を抱きました。