前作「モーターサイクル南米旅行日記」のようなすがすがしい青春を感じさせるものとは少し感じが違います。この旅を通じて、ゲバラは自分の人生を左右する経験および決断をするのですが。旅の途中で出された家族や親友への手紙にはそんな自分の心境を悟られないために、心配しないようにとゲバラの心やさしさが所々で垣間見ることができます。
それでも文章から彼の思想や理想、進路がはっきりと変化しているのも読みとれます。
こうやって異常なまでの記録癖の彼の記した文章を読んでいると、短い人生を駆け抜けて、生き急いでいたようにおもいます。
ますます彼を知りたくなりました…。