最近のいわゆるヒップホップやラップという単語には、変なギャングイメージがつきすぎていて敬遠する人がいるのもわかるが、革新的な音楽であったことは間違いなく、マイルズデイヴィスやハービーハンコック、ヴィンセントギャロやマルコムマクラーレンもどっぷりハマった音楽だったわけで。
そんな革新的な音楽がどのようにして生まれたか、その舞台裏を知ることのできる貴重な一冊。一般的な文化的背景を示す本は他にもあるが、そのパイオニア達の口から語られる私的な背景が本になったことは今までない。ヒップホップ好きはもちろん、新しいものが好きな人、ドキュメンタリーが好きな人、物作りをする人、アーティストも楽しめるし、勉強にもなる本だと思う。
個人的にはもっと取り上げて欲しいアーティストはいるので、続編もぜひ出版してほしい。