■南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)氏は、本名河上進。かつてゆまに書房で雑誌集成『宮武外骨此中にあり』の編集実務(復刻版下制作)をした人だ。2005年6月まで『本とコンピュータ』の編集部にいたが、同誌が8年間の刊行予定期間を終了したので、現在はフリーの編集者として活躍されている。単独の著作『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)は以前、カスタマー・レビューでご紹介したこともある。
■本書は、南陀楼(河上)氏編集による、珍しいチェコのマッチラベル図版集。2001年6月に氏がチェコに旅行した際、同国のマッチラベル収集家(故人)のコレクションを、ひょんな偶然から譲り受けたことから企画されたという。ロシアの構成主義などの影響もみられ、非常に面白くて頁をめくっていて飽きない。欧文組版に関心ある人にも刺激的な本なのではないだろうか。