去年は世界各地で話題になりました、フィンランドはヘルシンキから生まれた5人組ジャズクインテット、「ファイヴ・コーナーズ・クインテット」のデビューアルバムです。
DJ須永辰緒が大絶賛し、海外でもジャイルス・ピーターソンやジャザノヴァといった有名DJ・アーティストが手放しで称賛。圧倒的な実力と演奏美を兼ね備えたジャズアーティストですね。
60年代の古き良きジャズをモチーフにしながらも、現代のクラブユースにも耐えうる「新世代ジャズ」を展開しているようです。このアルバムのタイトルも「過ぎ去りしジャズを求めて」ですから。
ここまで絶賛されているThe Five Corners Quintet。最初試聴した時は、いかにも玄人が好みそうな難しいジャズという感触がして、購入には至りませんでした。
しかし何度かコンピで彼らの曲に触れるうちに、なんとなくですが楽曲に「カッコよさ」を感じて、ついに購入に踏み切った次第です。
私はジャズど素人ですし、ジャズに対して知識も無ければ造詣も無いのですが、そんな自分にも震える程渋くて恰好良いと思わせてくれます。ただのプロフェッショナルサウンドではありません。
「60年代のジャズ」をモチーフとしていながら、現代の音楽感を持ってしても新鮮で心地よいジャズの音色が聞こえてきます。
またインスト(ヴォーカル無し)曲だけでなく、マーク・マーフィ(ジャズヴォーカル界の生き字引なんだって)を起用した渋いヴォーカルジャズも楽しめます。ジャズ素人でも文句無しにのめり込めるハズ。
21世紀に照準を定めたレトロモダンなクラブ・ジャズです。ジャケットも格好良いし、デビューアルバムから完成された作品になってます。