ダーティペアのシリーズは、オンナの意地の張り合いと
主人公の意図に反してド派手にぶっ壊すハチャメチャぶりがウリで、
正直どれを読んでも内容の似通った単調なシリーズと思っていました。
しかも、前作で主人公2人は行方不明となり、
作者もこのシリーズは行き詰まったので書くのをやめたのかと思ったのに、
続編が出たということで購入しました。
最初から今までの世界観を覆すような話がどんどんでてくるし、
いったいどうなってるのかわからないおかげで
中盤までは一気に読めました。
問題は後半です。
高千穂 遥さんも昔ロボットアニメの制作スタジオなどで働いていたせいか、
コアなファンにもそういう方が多いのか、理由はわかりませんが、
いままでの格闘技、プロレス路線からオタク路線にシフトしたようですね。
後半のオタク路線まっしぐらな展開には、ついて行けない人もいるかもしれません。
私は、いままでのフィクションにありがちなオンナの張り合いよりもずっと楽しく読むことができました。
戦いのセオリーもマンネリから逸脱したし、
最後の最後までオチがついて、
これからの続編に期待がもてる作品になったのではないでしょうか。
マンネリな話と思っていた方にぜひ読んで欲しい1冊です。