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しかし、正直、もうあきました。登場人物の名前を変えたりすれば、まあ、プロットもたいしたことはないと感じましたし、正直、本作の下巻を最後まで読み通すのはツラカッタ。
バブルの日本を描いた「生誕祭」は違ったアプローチらしいので読んでみようと思いますが、、、。
まだ馳ワールド初心者の方には楽しめるのかな?
今回の「ダークムーン」では三人の底無「くそ」野郎が登場。マネー/セックス/ドラッグといつもながらのどろどろ感で話は進んでいく。ただこれは上巻である、だからまだまだ薄味だ。底無沼に足をとられていく人間たち、金があろうがなかろうが、権力があろうがなかろうが一蓮托生でどっぷりいってしまう、さらには白人とアジア人との人種格差、これにもまた注目。見る目が変わることうけあい。
舞台がアメリカではなくカナダであることがいい。もちろん中国人社会が発展しているヴァンク-ヴァ-が選ばれたのだがそこにある社会問題をも痛烈に描いている。特筆すべきは街の空気感、それぞれに温度や湿度が感じられ、ここでもその空気は存分に感じられる。小説に翻弄されながら下巻に突入するハズ、文庫本がでて良かったぁ。
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