フィンランドのシンフォニック・メタルバンド、NIGHTWISHの6thアルバム。今作よりVo.がターヤ嬢からアネット嬢に代わっている。壮大なシンフォニック・アレンジは健在ながら、ターヤ嬢在籍時のようなオペラティックな雰囲気から、RHAPSODYのような映画音楽への転換をはかっている点が今作の大きな進化といえよう。また、新Vo.アネット嬢のストレートな歌唱も曲調にマッチしており、ターヤ嬢在籍時には出来なかったノリの良いアップテンポな曲でその魅力が発揮されている。少々線の細いVoだが、それを補うようにクワイヤが重厚になっている点でも前作「ONCE」に比べゴシック・メタル的なダークな雰囲気が増しているが、陰鬱さはあまり感じられず非常にアグレッシブで、まさにアルバムタイトルの"ダーク・パッション・プレイ"そのものだ!Vo交代には賛否両論あるが、過去に囚われずこの素晴らしい作品と向き合って欲しい。
日本盤ボーナストラック #14 「The Escapist」は良曲なので、個人的には国内盤を買うことをオススメします。