登録情報
|
そして、登場人物はさらにユニーク。こども、大人、魔法使い、何か不思議な生きものなんかが、ぎっしりひしめきあっていて、いっせいに話しかけてくるような感じです。しかも、そのほぼ全員がパニック状態。それぞれ悩みがあるんだけど、その悩みがいちいち、ファンタジーの世界にしては現実的で身近でみみっちくて、笑えるものばかり。
全員が好き勝手な方向へ暴走し、あちこちでトラブルが起こり、もうどうにもならない、そんな状態が続きます。『うる星やつら』とか『らんま1/2』をファンタジーにして登場人物を変えて、内容はそのまま長さを十分の一くらいに凝縮したようなかんじでしょうか。
なのにラストでは、このお祭り騒ぎが、魔法のように一瞬にして、おさまるべきところにぴたっとおさまるのです。どの登場人物が好きな人も満足する完全なエンディング。
最高におもしろい本です。退屈している人に、絶対におすすめ。
約500ページくらいの小説ですが、3分の2くらいまでは、観光客を迎え入れるための下準備に四苦八苦する主人公たちの様子が描かれており、ストーリーが大きく展開するでもなく、ちょっと長いな、と思ってしまいました。ですが、残りの3分の1で、クライマッ!クスに向かって怒涛のような展開で、前半で感じた不満など吹き飛んでしまう面白さでした。
一言一言、踊りだしたくなるようなオモシロさ!!それにもかかわらず... 続きを読む
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|