あえて言うならヒース・レジャー入魂の狂ったジョーカーが見所です
力のある正義はそれ以上の悪を呼びこんでしまうって話なんです。
そこにタダの自警市民であるバットマンは苦悩する。悪は正義を必要とし、正義もまた悪を必要とする
しかもジョーカーは悪ではなくて狂人。そして狂気は時に人を吸い寄せるもの。
だから正義の検事を狂った悪鬼にかえてしまったジョーカーのもくろみは成功するが
一方でバットマンはジョーカーの目論見を破壊し、映画を見ている視聴者にのみ救いを与える形で映画は終わる
ダンテの神曲を基にして作られたと思われるジョーカーのキャラ造形もまた魅力的です。
こんなすごい映画は見たことがないです。冒頭のシーンからして、みた事がない
長い時間の映画ですが、まったくそれを感じさせない息をつく展開。
2008年、最高の映画でしょう