貴志祐介先生の作品はすべてよんでいますが、この作品は最下位のつまらなさです。
まず、死んでも生き返る持ち駒システムと
死んでも生き返るリセットシステムが、緊迫感をゼロにしています。
やはり、貴志祐介先生の過去の作品のように、死んだら終わりという設定でこそ、緊迫感があります。
人間将棋のルールも次々追加になり、まるで卑怯な後出しじゃんけんです。
そして、最後のオチというか説明も全然説明になっておらず、読後感は最悪です。
もっと種明かしで引っ張れますし、種明かしが進むと楽しめる設定だったのに。
おそらくは月刊誌に載せた作品をそのままつないだからこうなってしまったのでしょう。
テーマは決して悪くはないので、「生き返りシステム」と「最後のオチ」を全面的に書き直して完全改訂版を出版してほしいです。