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ダークエルフの口づけ〈2〉―ソード・ワールド・ノベル (富士見ファンタジア文庫)
 
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ダークエルフの口づけ〈2〉―ソード・ワールド・ノベル (富士見ファンタジア文庫) [文庫]

川人 忠明 , 椎名 優
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

冷たいダークエルフ・ベラの暗黒の物語、好評第二弾!
ララサベル公爵家の長女クララに招待され、ベラとその部下アマデオは公爵領へ向かう。それはアマデオにとって故郷への帰還でもあった。一方、ベラの前にある人物が現れる。出会うはずのない人物と出会ったベラは……

内容(「BOOK」データベースより)

「笑って…アマデオくん」そう言った少女の瞳のなかに、黒い影がよぎった。アマデオの幼なじみの少女は、病に倒れ、死が間近に迫っていた。“司祭様なら、魔法で治してくれる”馬に乗り街へと向かうアマデオ。だが落馬し意識を失ってしまう。そんな彼を助けたのは、大地母神の神官だった…。それから二年。アマデオは、ベラとともにララサベル公爵領にいた。ベラが、護衛を要請され、アマデオも同行することになったのだ。それは彼にとっては故郷への帰還。そして、華麗なる陰謀劇の幕開けだった―!夜よりも深い、闇の底へ。ダーク・ファンタジー、第二幕。

登録情報

  • 文庫: 328ページ
  • 出版社: 富士見書房 (2007/02)
  • ISBN-10: 4829119020
  • ISBN-13: 978-4829119020
  • 発売日: 2007/02
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 536,921位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
ファンドリア、邪悪な神ファラリスの信仰を公に許す、唯一つの国家。上にいる人間も下で虐げられる人間も常に死と隣り合わせ、陰謀と策略の中で生きる居住者達の動向をめぐるファンタジー小説。

エルフに身をやつしたダークエルフの密偵ベラは、公爵家の護衛を依頼される。ベラや彼女の部下のアマデオはそれぞれ、昔の知人との悲劇の再会を果たし、数年越しの幾重にも張り巡らされた陰謀劇への入り口へと向かう事になる。

第一弾よりさらに登場人物達の性格、動向、そして国のあらましがはっきり浮きだって来たと思います。悲劇につぐ悲劇の中、ときおりほんのりと見せる明るい光を誰がつかむことができるのか、これからのヒロイン達の動きがきになります。
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By 風皇
形式:文庫
登場人物が沢山!魅力もタップリ!主人公はこの先もっと強くなるのかな?ベラが主人公の事をどう思ってきているのか?少しずつ何かが変わり始めているような予感・・・いい意味でも悪い意味でも言えることですね!今主人公の気持ちはどこにあるのでしょうか?これからの進展が気になります!
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形式:文庫
SW史上稀なダークエルフが主人公のお話の第2弾。

この作品では、実際の政治世界の、どす黒く、陰湿で、腐り切った性根の者たちが、弱者を踏み台にして権勢を誇る厳然たる事実を、SWの世界観を通じて真正面から書いている。

自分で考えられない者、私情で行動してしまった者は、上に立つ者の「駒」であり、いずれ切り捨てられる運命にある。

ベラも彼女の敵対者も、上に立つ者として「駒」に対して冷酷な行動を取る点では同じだ。

しかし両者は、心理的な部分で決定的な違いが存在する。

敵の大半は「駒」を軽蔑し、その哀れな結末を「蜜の味」として暗い喜びとしているのに対し、ベラのそれは、あくまで感情抜きの「合理的行動」の結末に過ぎない。

そしてベラは、普段感情を表に出さない分、その合理的行動の中に、秘められた感情を込めてしまう。

敵の駒に過ぎない者にまで、最期の情けをかけてしまうのである。そしてそれが、彼女の魅力となっている。

話の最終段階で、陰謀を知った一人の警備兵に過ぎない青年と、温室の花に過ぎない姫君が、共和の理想のために立ち上がることを決意する。

だが、善良な行動だけでは理想を実現できない。それを現実とするためには、ベラのような時に非情ですらある合理性が必要となる。

そこに、ベラのようなダークエルフでも、人間の理想社会と共存しうる道があることを示したいのではなかろうか。

暗黒の島マーモのように、「島が邪悪だから受け入れる」という超自然的な理由ではなく、「人」としてダークエルフを社会に受け入れる展開を模索しているあたりが、このシリーズを大いに評価できる点である。

あと余談だが、伯爵妃の着せ替え人形として、なすすべもなくいじられるベラが可愛かった(苦笑)

今後の展開に期待する。
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