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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
進化への入門としてお薦め,
By 景欧ボーイ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ダーウィンの夢 (光文社新書) (新書)
この本は、著者が独自の理論を述べているわけではないが、長い長い進化の歴史を分かりやすくまとめているので快く読める。私にとっては目あたらしい内容は少なかったが、ダーウィンをはじめとする科学者たちのエピソードからは、著者が科学の面白さを伝えようとしていることが窺える。初めて進化の本を読もうとする人はこれを選ぶといいだろう。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
生物の進化史を要約,
By
レビュー対象商品: ダーウィンの夢 (光文社新書) (新書)
「ダーウィンの夢」は、生物進化を証明する化石証拠や遺伝の実相でした。渡辺政隆の夢は進化を研究すること、いやむしろ“進化の物語を語ること、紡ぐこと”だそうです。したがって、ダーウィンの夢を語ることは著者・渡辺政隆の夢を語ることになります。そんな風に語り始められた生物の進化史を要約するこの試みは、光文社のPR誌「本が好き!」に連載されました。生命の起源、原核生物と真核生物、単細胞生物と多細胞生物などはダーウィンが扱えなかった生物の歴史です。エディアカラ動物群やカンブリア爆発を表すバージェス動物群の位置づけ、そしてエボデボ革命がもたらした調節遺伝子や突然変異の重要性もまたダーウィンが知らなかった、しかし夢見ただろう進化の実相です。魚類や両生類、鳥類の進化に関しては、ダーウィンは比較解剖学を駆使して器官の転用とブリコラージュ(器用仕事)という原理を導き出していました。また、哺乳類や人類の進化は生態劇場で演じられる劇にたとえられます。 筆致は軽いのですが、ある程度、「進化」の関連本(たとえば光文社から出版されている『「進化」大全』)で予備知識を得ていないと本当には理解できないのではないかと思うところがありました。津田塾大学の創始者・津田梅子が発生学者時代のモーガンと共同研究そして共著論文を発表していたなんて知りませんでした。こんなフリや『1Q84』や『崖の上のポニョ』などの引用を楽しむ読書人は満足できると思います。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
生命科学がとても楽しくなる。,
By Shige (大阪狭山市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ダーウィンの夢 (光文社新書) (新書)
生命科学への旅はバ−ジェスから始まった。そして、カンブリア劇場・生命の大爆発、進化のブリコラ−ジュ。生命の起源、生物多様性のふしぎ。ダ−ウィンの進化理論に最新の進化発生学、分子生物学からの知見をミックスし、サイエンスライタ−・渡辺政隆流に味付けされたユ−モアとエスプリに富んだ文章が、読み手に説得力をもって生命進化の姿を提示する。 「ヒトってなにもの?」、「カンブリアの海生物を見てみたい!」・・・。読み進むうちに科学のおもしろさにぐいぐいと引き付けられる。 学生諸君の科学離れが危惧される昨今、「生物学・生命科学がとても楽しくなる。」そんな1冊である。
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