フリーのデザイナーです。
この手の本をよく読みます。
「会社にしたほうがトクだよ」大方の本にはそう書いてあります。
この本もそうでした。
ただ、この本が他の本と違ったのは、チェックリストが付いていて、
チェックリストに答えるたびに、
自分の事業の規模や将来のプランが個人事業のまま進めたほうがいいのか、
会社にしたほうがいいのか、自分自身で再確認&再認識できることと
ある程度の道筋を与えてくれるところにあります。
単純に、
会社にしたほうがトクだ!
会社にしたほうがこんなメリットがある!
といわれれば、もちろん会社をつくりたくなりますが、
本当にそれで大丈夫なの? と一抹の不安が残ります。
そんなとき、各項目を勉強しながら、ひとつひとつチェックリストをつけていると、
勝手に背伸びしてる自分がいたり、
チェックリストの質問の意味がわからない自分がいたりしました。
その質問の回答を考えるために、またその項目を読み直したりして、
単純に「おトクとかメリット」だけではなく、
会社をつくったあとも役立つであろう、経営の基礎知識を身につけられた気がします。
この本の特徴がもう一つあります。
それは、「会社がトクか、個人事業がトクか」ということをテーマにしながら、
起業に必要な知識や経営に必要な知識を教えてくれるところです。
その部分をしっかり読んでおくと、
会社のつくり方が以外にも簡単に思えてしまうくらいです。
ただ、会社のつくり方を手順で追っかけただけではなく、
節税対策が書かれているだけではなく、
会社を起業しようとしている自分に必要な知識が身に付くというのは
とても素晴らしい構成だと思います。
はじめてこの手の本を読む方には少し難しい内容のところもあるように思いますが、
何度も読み返せば、必ず理解できる内容です。
というか、会社をつくろうかと考えているのですから、
なんとしてもこの本に書かれているくらいの内容は把握しておかなくてはまずいと思います。
そういった意味でも、この本の内容の充実度は他の書籍とは比較にならないくらい秀逸な内容だと思います。
もちろん、これから独立しようとしている人にもお勧めです。