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最も参考になったカスタマーレビュー
46 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
80年代だけど新しい,
By たろう (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) (文庫)
村上春樹にしては珍しくミステリーっぽいこの作品。『羊をめぐる冒険』もなかなかスピード感があったが、今作はそのミステリー感の影響でさらにスピード感のある作品となっている。 あんまり書くとネタバレになるので書かないが、今作のテーマは『死』と言っても良いと思う。 ある場面で主人公はこんなことをユキと言う不思議な少女に語りかける。 「人の生命というのは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。だから人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。公平に、できることなら誠実に。そういう努力をしないで、人が死んで簡単に泣いて後悔したりするような人間を僕は好まない。個人的に。」 良い台詞だ。 80年代後半に書かれたとは思えないくらい新しい。 一読の価値アリ。
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ダンスは止まらない,
By DeepBlue213 (Tokyo) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) (文庫)
羊の冒険の続きになります。フリーライターとして働いて四年、「僕」は社会とうまくやっていたけれど、なにかに導かれているかのように「いるかホテル」に戻ってきた。 そこは巨大な近代ホテルに変わっていたけれど、羊男と邂逅する。 そこは「僕」のために誰かが泣いている場所。 人が感心するくらい難しいステップでダンスは踊り続けないといけない、って言葉を胸に帰京する。 不思議な縁で出会った十三才の少女ユキと、キキを通して再開した中学の同級生で有名タレントの五反田君が、自主的に引きこもった「僕」の遊び相手だった。 ダンスを踊ることから覚えないといけないユキと、誰よりもうまく踊っているように見える五反田君のふたりの間で「僕」もまたステップを踏み続けようとする。 立ち止まったら海に沈むしかないからだ。 ノルウェイの森の透明な空気に沈む悲哀が美しかった。 しかし本作は、それをのりこえて底の抜けた感情が伺える。 「僕」はユキを見守る余裕が生まれていたし、それを自分の過去と重ねて大人になったことを自覚している。 それでも誰かが自分のために泣いてくれている場所を必要とするほどに「僕」の心は乾いていたのだ。 これから「僕」がどうなっていくのか、次作も期待したい。
25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
4作品の中で一番面白く読みました,
By
Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) (文庫)
「ダンスダンスダンス」は「風の歌を聴け」から始まる、ぼく(主人公)が活躍する第4作品目です。(タイトルだけではシリーズ第何作目か分かりませんので始めて購入する方は注意が必要です。)本作では、タイトルが現すように、主人公(ぼく)はかなり積極的な動きをする。北海道、ハワイなどでの生活、また深い謎を解くためにも時には攻撃的なコミュニケーションをとる。それらは、ダンスを踊り続けるという羊男からのアドバイスにもよるのだろうが、ストーリーも奇想天外でこれまでの作品以上に奇想天外で楽しい。 個人的には、4作品の中で一番面白く読みました。
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5つ星のうち 5.0
村上春樹的言い回し&ジョークを堪能できる作品
皆さん真面目なレビューをしているので、やや別の角度のレビューで参ります。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 後藤田さん
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