本書は、画期的な“テーブルトークロールプレイングゲーム”であった「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の誕生を皮切りに、さまざまなエポックを織り込みながらドラマティックに展開する。ゲームに魅せられた青年が純粋な好奇心から始めたことがやがて大きなビジネスとなり、成功、挫折、変遷が訪れる様子は、ちょっとした青春物語のようでおもしろい。さらに、ネットワークを通じて“普通の人々”がつながり、多数のコミュニティを作りはじめるくだりなどは、革命の一部始終を見るようでスリリング。そこで起こったことは、道徳的な観点から言えば必ずしも「良い」ことばかりではないが、21世紀のコミュニケーションのありようを確かに予見させる。
そして2003年、多くの人々がオンラインゲームでチームを作って怪物と戦い、酒場で親交を深めている。スポーツさながらに、プロゲーマーのリーグを作ろうという動きもある。「ゲームはしょせん仮想世界」なんて言葉は、そう遠くないうちに陳腐なものとなるだろう。そこに至るまでの経緯がこうしてまとめられる価値は、確かにある。(安川正吾)
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上記のゲームをプレイしたことがある人ならば、
リチャード・ギャリオット、ジョン・カーマック、ジョン・ロメロ。
彼らの名前くらいは聞いたことあると思います。
彼らの幼き日の経験からゲームが生まれるまで、
そして、プレイヤーによって輪を広げていく様子が、
描かれています。
ほかにも「シムシティー」「シムピープル(シムズ)」
を創ったウィル・ライトについても書かれています。
また、ゲーム暴力が少年期に及ぼす影響。
それを取り巻く社会環境と世論などにもスポットを当てていて、
とても興味深く読むことが出来ると思います。
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