D&Dのコアルールブック三冊のうち、主にダンジョンマスターが読んでおくべき内容についての本。ゲームをどのように進めていくべきかなどのセッションハンドリングについての説明などは、日本のルールブックにはあまり見られない細やかな記載がある。さらに、全職業にわたる、ほぼ全レベル分のNPCデータ、ダンジョンの罠、百通りのシナリオのアイデア(!)などのGMがシナリオを作る際の便利なデータが詰まっている。
しかし、眺めていて飽きないしダンジョンマスターならずとも欲しくなるパートがマジックアイテムについての章だ。それぞれの武器や防具などのマジックアイテムについての解説だけでなく、それらを作る際の条件も記載されているし、想像力の限りを尽くしたような不思議な、固有のアイテム!が多数記載されている。
少し経験を積んだ冒険者ならば、次にどんな強力な武器が欲しいか、どんな効果の付与された防具が欲しいかで迷うだろうし、自分が生き残るために絶対にこの本を開きたくなるだろう。