公開時のキャッチフレーズが「火傷しそうな青春映画」だったのです。
まさにその通りでした。
後にディカプリオ主演で話題になった「ロミオ&ジュリエット」の
監督の、同様に綺麗で熱い傑作です。
社交ダンスをめぐる、たくさんの人間模様をていねいに描写して
います。
特にダンススクール経営のママと一見グータラでいて時折シビアな
言動をみせるパパとの、最後の「和解」が感動的です。
そして主役のポール・マーキュリオの集中力と表現力の見事さ!
彼は実際にオーストラリアのダンサー一家出身でずっと舞台に
立っていたそうで、際立ったルックスとユーモア、カリスマ性
たっぷりの魅力的なヒーローです。
またヒロインを演じたのは英国の舞台女優で特訓でここまで
素晴らしいダンスをものにしたそうです。
ダサダサで自分をどう表現していいかつかめずにいる映画前半
から、ダンスの上達と共に華麗な美女に花開いていく姿は一種の
シンデレラ・ストーリーにも見えますが、でもこのシンデレラは
ある意味、自分が「白馬に乗った王子」なのかもしれません。
彼女の熱意、ダンスに賭ける熱い思いがヒーローをも含め、
登場人物全員の「成長と和解」をうながしたのですから!
これを見ないままいてほしくない。
どうぞ、ご覧ください。
「ダンスしたい!」「思い切り生きたい!」ときっと
思うはずですから。
大・大・大・大好きな映画です!