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ダロウェイ夫人 (角川文庫)
 
 

ダロウェイ夫人 (角川文庫) [文庫]

ヴァージニア ウルフ , Virginia Woolf , 富田 彬
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 660 通常配送無料 詳細
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商品の説明

Synopsis

Clarissa - Mrs Dalloway - prepares for one of her evening parties. Yet as the evening approaches, the unexpected arrival of her first lover, Peter Walsh, triggers vivid memories of the past until, piece by piece, Clarissa retells the story of her life. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

出版社/著者からの内容紹介

映画『めぐりあう時間たち』と共に蘇る、ヴァージニア・ウルフの最高傑作!

1923年のロンドン、クラリッサはかつての輝くような青春をふと振り返り、自問し始める――波乱の恋を捨てて堅実な結婚を選んだこの人生は正しかったのか。老いの不安と孤独を乗り越え、真の人生美を捉える傑作。


登録情報

  • 文庫: 323ページ
  • 出版社: 角川書店 (2003/04)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4042131034
  • ISBN-13: 978-4042131038
  • 発売日: 2003/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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62 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mycenae
形式:ペーパーバック
ウルフの文学史における評価は知っていたつもりだが、だからこそこれまでは手が出なかった。古典、とまではいかないものの、やや大時代的な小説を想像していた。

映画「The Hours」を見て食指が動いた。
映画の中で朗読される小説の文体が、妙に小気味良く(そもそも朗読に合う文体だからであるが)、どうも自分の先入観は間違っていたのではないか、と感じたことが大きい。

短い文章がリズミカルに積み上げられている文体は非常にキレがあり、コケティッシュ。饒舌で、繰り返しや挿入が多くても、キレは決して鈍ることはない。その点、彼女らに影響を受けた、日本の「意識の流れ」派の作家との違いを感じる。性差のせいか、言語の性質のせいか…。

しかし、この文体に乗せられてスイスイと気持ちよく読んでいると、登場人物の閉塞感、そしてウルフ自身の閉塞感の中に導かれていく。気が付くと、得体の知れない苦しさに取り付かれているだろう。

冷静になれば、いろいろ文句も思いつきそうな気もするのだが、とにかく終始ウルフのペースに巻き込まれ続けた、という感が強く、読後感では星5つ。文学史上、エポック・メイキングな作品が持つ力を知らされる。

映画のThe Hoursを味わうには、Cunninghamの同名小説(原作)よりMrs Dallowayである。

このレビューは参考になりましたか?
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
第一次大戦後の6月のある日、国会議員夫人のクラリッサ・ダロウェイは、パーティを開こうとしている。
同じ日、第一次大戦により心の傷を負ったセプティマス・スミスは、狂気と戦っていた。

二人の全く違う人間の24時間が錯綜し、社会や女性、階級や帝国主義など大きな問題が流れるような文体の中で次々に照らされてはうつろっていく。

「灯台へ」へとつながる名作。

映画にもなっていて、原作で読むのであれば先に映画を見て、イメージをつかんでおくのも良いかもしれない。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒデボン VINE™ メンバー
形式:文庫
 オリジナルが1925年リリースということが信じられないくらい斬新な小説スタイルにまず驚いてしまう。クラリッサ・ダロウェイ夫人が今夜のパーティーに使う花を買いに行くところからこの話は始まる。この前の戦争が終わってそれほど日が経っていない6月の半ば。

 彼女が愛するのは、生(ライフ)とロンドンとこの6月の一瞬。そう、何としても今夜のパーティーは成功させなければ。ロンドンの主だった紳士淑女が来るはずなのだ、そう大臣も。

 彼女を取り巻く夫リチャード、かつての恋人ピーター、特別な女友達サリー、古い友達ヒュー、娘エリザベス、彼等に過去、現在を振り返らせつつ、今夜のパーティーへと導いてゆく。

 比ゆ的に登場するセプティマス、ルクレツィアの若きスミス夫妻、戦争トラウマの夫が最後に選んだ道は? そのとき、ダロウェイ夫人は?

 日本語訳がすでに6つもあるのにあえて2010年にリリースされたこの新訳についてはtwitter上で少々つぶやきがあった。どの邦訳が一番いいか、一番読みやすいかということについてだ。そしてこの土屋訳が一番読みやすいということになった次第。他の訳は読んだことがないのでわからないが、本文庫については、なかなか読みやすく、大いに楽しめた。

 作者はヴァージニアではなく、バージニアであることについての訳者のうんちくが興味深い。
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印象絵画タッチの近代小説
ヴァージニア・ウルフの四作目の長編小説。(43歳、1925年出版。この後、27年「灯台へ」、28年「オーランド」が出る)... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 町田の丘
生きることの美しさ、素晴らしさ
土屋氏訳のものを読みましたが、素晴らしかったです。
これから先、これ以上の小説に出会う事がはたして出来るのか?と思えるくらい。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: ララミ
好みに合わない
美しい、詩的な形容がつらつら並ぶテキストにはあまり興味をそそられない。
そういう嗜好の私でも、はっとする表現がいくつもあるのはさすが名作。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: seri kurosawa
Virginia Woolf , her novel, human in the life
After only a half page of introduction about Virginia Woolf , the readers are... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: Sachiko.T
内面告白型小説。
 ヴァージニア・ウルフ(1882ー1941・ロンドン生まれ)の「ダロウェイ夫人」。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: Ryu
複眼的「意識の主体」で多彩な人間模様を綴った実験小説
第一次世界大戦直後のロンドンを舞台に、その日の晩にパーティーを催す事になっているクラリッサ(ダロウェイ夫人)を中心に、登場人物達の意識の流れを丹念に追う事で、様々... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 紫陽花
英文でしか我々に伝わらないこと
のっけから偉そうなことを書くようだが、日本語版「ダロウェイ夫人」はなっていない。サイテーだ、といっていい。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/9 投稿者: Billy-Burroughs
映画『めぐりあう時間たち』
映画の原作にもなっているものです。
邦訳されたものは呼んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
原文は、とても難しいです。... 続きを読む
投稿日: 2005/5/11
時間の万華鏡
... 続きを読む
投稿日: 2005/2/21 投稿者: アオイソラ
A struggle to read
This book takes forever to read. The descriptions are wonderful but the... 続きを読む
投稿日: 2004/3/10 投稿者: "datigz"
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