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ダライ・ラマ自伝 (文春文庫) 文庫 – 2001/6

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商品の説明

内容紹介

第十四世紀ダライ・ラマが、活仏の生まれ変わりとしての生い立ちや、亡命生活などの波乱の半生を通して語るたぐい稀な世界観と人間観

内容(「BOOK」データベースより)

チベットの宗教的、政治的最高指導者として精力的に平和活動をつづけ、ノーベル平和賞を受賞した第14世ダライ・ラマが、観音菩薩の生れ変わりとしての生い立ちから、長きにわたる亡命生活の苦悩、宗教指導者たちとの交流、世界平和への願いなどを、波乱の半生を振り返りつつ語る。チベットとダライ・ラマを知る恰好の入門書。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 文庫: 436ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2001/06)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4167651092
  • ISBN-13: 978-4167651091
  • 発売日: 2001/06
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 33件のカスタマーレビュー
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形式: 文庫
手にとった時はちょっと分厚くて、歴史の本みたいなもんだし、読みきれるかなぁ?と思ったのですが、読みはじめてみると文体も堅苦しくなく宗教色も薄かったので抵抗なく読めました。これだけ崇められて育った人が奢ることなく普通に育ったのは奇跡ではないでしょうか。
現ダライ・ラマがどのように13世の生まれ変わりと認定されたかに始まり、ラサのポタラでのある意味閉ざされた豪勢な生活、中国の侵略、そしてインドへの亡命が、わかりやすく、かつ恨みつらみを綴ることなく書かれています。これほど厳しい人生を送りながらその原因となった人たち全てに対してポジティブなことを言えるそのオプティミズムと心の広さに驚きます。
イラクやチェチェンが注目を集める中静かに弾圧を受けてきたチベッ!ト。もっと多くの人たちに知って欲しいです。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2005/3/25
形式: 単行本
ダライラマ来日の報を聞き、手にとって見ました。
なんとなくえらい人らいしい、くらいの意識しかありませんでしたが、
ダライラマの生い立ちと神秘的な化身の認定に始まり、
宮殿での生活から、中共政府の侵略によってチベットが悲惨な運命をたどり、
過酷な中で非暴力、慈悲の精神でチベットの回復に奔走する現在に至るまで、
泣きながら一気に読み進んでしまいました。
現実の苦境の中でも、人間的葛藤の中でも、ひたすら体現される平和への実践が
宗教や国境を超えた精神的指導者と言われる所以なのでしょう。
このような人物を輩出する、
チベット仏教に代表されるようなチベットの文化の深遠さにも引き込まれます。
自分の悩みなんてたいしたもんでもないか…と思えるドラマチック・ノンフィクションです。
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形式: 文庫
本書の前半は、タクツェルというラサから遠く離れたチベット北東部の村でダライラマとして見出され、
ダライラマとして教育される幼少期から24歳でインドに亡命するまでが語られている。
ポタラ宮での生活や青年期における中国との外交などが詳しく語られるとともに、
数万の群衆に囲まれたポタラ宮からインドに脱出するくだりは、
ほんの50年前にあったこととは思えない出来事であり、あたかも冒険譚を読むような感覚である。
「チベットがまだ自由な国であったときに思いをはせるにつけ、そのころが私の生涯で最良の日々であった」
というように、中共軍がチベットに入ってくるまでの時期がちょうど子供から大人へと成長する時期と重なり、最も良い時期であったに違いない。

インドへの亡命後の後半は、一転してチベットへの思いや宗教への思い、中国との関係に関する考察が語られる。
ダライラマの考え方、哲学・思想といったものを多少なりとも感じ取ることができ、とても示唆に富んでいる。
哲学・思想といっても、幼少期はやんちゃ坊主であり、年を取ってから若いころにもっと勉強をしておけばよかったと振る返るなど、
とても親しみを覚える方だからこそ全く堅苦しくなく読むことができた。
仏教思想を基にした人間・社会・宗教への思い
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投稿者 Thoreau 投稿日 2005/12/18
形式: 文庫
もう一つの自伝(中公文庫「チベットわが祖国」)とは別物。
こちら(文春)は、1990年に出版された自伝の文庫版。(ダライラマが55歳頃。)
あちら(中公)は、1960年初頭のもの。(亡命のすぐ後、25歳頃。)
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形式: 文庫
1990年に書かれた自伝である。チベットの片田舎の少年が、ダライラマ13世の「生まれ代わり」として見出される。6歳から僧侶としての修行を積み、彼の人生は時代に翻弄されつつも、どんどん広がってゆく。中国との外交駆引きや亡命道中の苦難等々、息詰まる見せ場が多い。なんと言ってもその時々の苦難(問題)をどのようなプロセスで判断していったのかが克明に記されている。「どのような概念で物事を判断するのか」というフレームワークのヒントが書かれている。またアジアの現代史を知る上で、特に中国の外交スタンスの変遷を知る上でも必読である。その他各国要人との会見のエピソードや印象が随所に出てきて、彼独自の視点が面白い(例:鄧小平はミカンの皮を几帳面にゆっくりと剥いていた)。この本は!色々な読み方ができると思う。お買い得の1冊である。
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