ダライ・ラマ本人が死について語っておられます。
基本的な内容は、死は本当の終わりではなく、
古い衣服を脱ぎすてるようなもので、次の生への変化点に
過ぎないというものです。
いわゆる「カルマの法則」を肯定しておられ、
今の生き方、考え方が次の生を決めるということです。
興味深かったのは、大切なのはその人が行った行為の結果ではなく、
どういう意図で行ったかという意思の方が大切であるということ。
たとえば、悪意を持って行ったことがたまたま人を助けたとしても、
カルマ的にはプラスにはならず、善意で行った行為が結果を伴わなかったとしても
その善意が重視されるということです。
ダライ・ラマ本人が語っておられるという点では貴重な内容で、
著者の補足説明も非常に理解を助けてくれます。
ただ、インタビュー形式でスラスラと読めすぎて、ガツンとくるものが
少ない感じが私はしたので、僭越ながら★4つにしました。