ダライアスシリーズとしては12年ぶりの新作となったダライアスバーストのサントラ。
今回はZuntataから土屋昇平氏と小塩広和氏がメインのコンポーザーとなり、これまでメインで作曲をしていた小倉久佳氏の曲は1曲のみとなった。
とはいえ、ダライアスの音楽に感じられた「テーマ性」については健在である。
今作の曲は、オリエンタルなサンプリングボイスに彩られたテクノ・ドラムンなトラックが中心で、Gダライアスのような無機質さに代わり、
非常に躍動感ある不気味さや、どこか深海の神秘さや狂気を感じられる仕上がりとなってる。
小倉氏によるHello 31337はその中でもなお異彩を放つ曲だが、Gダライアスからさらなる進化を感じさせる良曲。また、渡辺恭久氏の手がけた「サイバリオン」のアレンジもボス曲に使われておりニクい。
個人的には上記の曲に加え、Cylinder、Hinder four、The world of spiritもお気に入りである。
強いて不満をつけるなら、PVにも使われ、本タイトルのメインテーマとも言えるだろう「Good-Bye My Earth」が短い原曲そのままの収録であることと(ロングバージョンを聴いてみたかった)、ミッションモードに使われた過去の曲が聴けないことだろうか(ディスクの都合上仕方ないと思うが…)
このアルバムはゲームの曲に加えて新規収録曲も盛り込まれているが、単体サントラとしても聴けるよう曲順も構成しており、ゲーム未プレイの人も違和感なくダライアスの世界を堪能できるだろう。そしてゲームをプレイした人なら尚更買いだと思われる。プレイ中には気づけなかった「音画」の作り込みに驚かされること請け合いである。