最終巻は奇数章が現在(タシル)、
偶数章が過去(アビルトーク)と交互に進みます。
第1章ではわちふぃーるどの風来坊オットーさんが登場。
ダヤンとジタンを案じるみんなに希望をもたらします。
過去を旅するダヤンは雪の神を説得できるのか?
努めを果たしたダヤンはどうなる?ジタンは?
感動の完結編。
見事に完結しました。
わちふぃーるど誕生のシーンや
これまでのいろんな物事がつながっていくところは
そうだったのか!と不思議な感動を覚えました。
今回も静かな語り口で心にぐさっとくるセリフがいっぱいです。
過去への干渉により歪んだ現在を正すために
再度、過去へ干渉するというSFでも難しいテーマを
よくまとめられたと思います。
(昔読んだ萩尾望都氏の「銀の三角」を思い出しました。)
バニラとキマイラや、アビルトークの後始末など
後日談がたくさんありそうな終わり方なので
小さなお話で出会えたらと思いました。