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ダメ情報の見分けかた―メディアと幸福につきあうために (生活人新書 334)
 
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ダメ情報の見分けかた―メディアと幸福につきあうために (生活人新書 334) [新書]

荻上 チキ , 飯田 泰之 , 鈴木 謙介
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

真に受けるな!
情報を捨てるコツを伝授

「凶悪な少年犯罪が増えている」「現在は円高ではなくドル安である」…
これって正しい?無根拠な情報から、ネットに広がるデマまで。
メディア論・経済学・社会学の気鋭の論客が、情報を的確に仕分ける技術を伝授。流言が広がらない環境をどう作るか、情報と政治的偏向の複雑な関係をどう捉えるか。
情報社会を生き延びるための実践的メディア・リテラシー論!

内容(「BOOK」データベースより)

「凶悪な少年犯罪が増えている」「現在は円高ではなくドル安である」…これって正しい?無根拠な情報から、ネットに広がるデマまで。メディア論・経済学・社会学の気鋭の論客が、情報を的確に仕分ける技術を伝授。流言が広がらない環境をどう作るか。情報と政治的偏向の複雑な関係をどう捉えるか。情報社会を生き延びるための実践的メディア・リテラシー論。

登録情報

  • 新書: 200ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2010/12/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4140883340
  • ISBN-13: 978-4140883341
  • 発売日: 2010/12/8
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 34,408位 (本のベストセラーを見る)
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18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By naichi トップ500レビュアー
三人の識者による、メディアリテラシーに関する一冊。「数多くの情報が氾濫している昨今、何が正しい情報なのか見極めるのが難しくなっている。そのような状況に対して一人一人がメディアリテラシーを高めるべきである」といった通説を聞くと疑うべくもない。ただし本書は、その通説をも疑うところからスタートしており、非常に奥行きが深かった。

◆本書における新しい視点
・これまでのメディアリテラシー論は、被害者にならないということを第一の目的にしていた。しかし、今や情報の受信者は同時に発信者でもあり、本書においては、加害者にならないためにということに重点を置いていてる。
・これまでのメディアリテラシー論は、リテラシーがない人を対象に語られてきた。しかし、昨今の情報環境の変化は誰しも経験したことのないものであり、本書においては、全ての人を対象に、必要なリテラシーが変化してきているという点に着目している。
・これまでのメディアリテラシー論は、中立であるということを目標とされてきた。しかし、人やメディアが偏ってしまうことは不可避なことでもあり、本書では偏りや多様性を前提としたうえで議論が為されている。

◆本書で紹介されている処方箋
1.リンクの不在を怪しむ、情報元を確認する、文章を最後まで読む
今年一年、Twitter上で何件のデマで出回ったのだろうか?mixi破産、みのもんたの駒野選手のお母さんインタビュー、鳩山由紀夫偽アカウント、小沢一郎偽アカウント、福山雅治結婚・・・全てがの要因がネット上にあったわけではないが、情報発信の簡易さが火に油を注いだのは事実である。これらの共通の特徴は「それらしいこと」にある。与えられた情報に対する、内在的なチェックを行いながら、安易な行動をおこさないことが肝要である。

2.無内容な話を見抜く、定義が明確でない話を見抜く、データで簡単に否定される話を捨てる。
上記のような”捨てる技術”を都度発揮するのではなく、ソーシャルグラフを定期的にメンテナンスをしながら、フィルタリングの精度をあげていくことが重要なことだと思う。2010年はソーシャルグラフの拡大が顕著であったと思うが、2011年は断捨離が一つのテーマになるのではないだろうか。

3.マイノリティの視点に立つ、その存在を承認する。
そもそも、”メディアリテラシーを高める”という考え方自体が、思想的に偏ったものであるらしい。言われてみれば、利用者に全ての責任があることが前提になっているわけで、システム提供者の社会的責任などは、なかなか議論にあがってこない。このように、議論をしている前提条件がどのようなモノの上で成り立っているのかを考え、さまざまな視点でモノを考えるということは大切なことである。

このようなメディアリテラシー論の本を読むと、この本自体もメディアなわけだから、鵜呑みにするのはどうかなどという、天邪鬼な気持ちも芽生えてくる。しかし、このような状態を、心理学的に「ダブル・バインド」と呼び、受け手に強いストレスを与えるため推奨しないという話が、本書で紹介されていた。完全に先回りされてしまっている・・・
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By TakahiroPE VINE™ メンバー
透明な情報は基本的にはあり得ない、という大前提から、誤った情報の拡散や収束に至る理由といった身近な解説も含め全体的にわかりやすく解説されている。最後の章はとたんに専門的な表現が増えて読みにくくなったけれど。
今後、入手できる情報は増えるだろうが、その中で我々が処理できる量はしれているので、いかに騙されない、無意識にも騙さないようにするために参考にするには良い本。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By これでいいのだ トップ500レビュアー
 3人の研究者による表題通りのテーマに向けた評論3編。荻上チキさんの第1章は、彼の『ウェブ炎上』や近著の『検証 東日本大震災の流言・デマ』と同じ問題意識に立つものながら、まとめ方が最もうまくいっており、ネット上の流言・デマとの向き合い方をめぐって示唆に富む内容になっている。飯田泰之さんの第2章は、ざっくばらん、かつ分かりやすい言い回しで、データを扱う手際の良し悪し、うまい下手を具体的に教えてくれている。最後の鈴木謙介さんの第3章は、メディアとの向き合い方というより、現代政治思想の最前線についての幅広い知見に支えられた論述で、抽象的過ぎる箇所もあるとはいえ、それなりに勉強になった。ということで、ここはためらいなく☆四つを提示する次第。
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