こんな本をずっと探していた。
私は子供の頃からダムが好きで、しかしそのような趣味を持つ者は周りにまったくおらず、完全なマイノリティーと自身決めつけていた。
しかし数年前、とある深夜番組(Tクラブ)で「ダム〜男の建造物〜」という特集がやっているのをたまたま見て
「おおっ!!オレ一人じゃあなかった!」と興奮していらいダム熱が再燃焼。以来各地のダムを回ったり、そしてその姿を自宅でも見れるようこのような写真集をずっと探していた。
ダムに惹かれるのは何故かー
やはりその雄々しさではなかろうか。
男の建造物とはよく言った。
ダムはある意味、破壊的であり、暴君的であり、そして孤高である。
自然の山奥に、突如巨大なコンクリートの壁が出現するのである。
巨大なコンクリートの壁ーーこれは堰堤とよばれる。
この堰堤こそがダムの肝である。
堰堤から下を見下ろしたときの絶望感、また下から見上げたとき胸にせまるあの圧迫感はなんであろうか!?
それは高所であるから。というモノでは無い。
ビルやタワーのてっぺんから下を見下ろすのとはワケが違うのである。
膨大な水量を一身に支え、微塵もゆるがないその峻厳たる姿の裏には、時に見せる放水という火山の噴火の如き爆発力を秘めている。
この本は色々なアングルからのダムが見られるので、臨場感という部分ではかなり良い。
ただし掲載量が少ない。まあ、その分値段もおさえられていて買い易いが、、。それと著者のダムへののめり込み方が余りにサラッとしてて説明文やコメントなどが少し物足りない。それで☆を一つ減らさせて頂いた。
是非続編を期待したい。