「ダムと鉄道」好きの著者の初の著書。
第1〜6章は上記のほか、白岩砂防ダム、佐久間ダム、八ッ場ダムの現地ルポ、第7章は消えた「ダムと鉄道」を取り上げている。
それぞれのダム建設の歴史的経緯を振り返りながら、鉄道やバスを乗り継いでダムを訪れる様子を記しており、ダムマニアと一緒に旅をしている気分を味わえる。
場所によってはタクシーすらなかったり、道もいわゆる「酷道」であったり、訪れるのも困難な場所が多く、そんな秘境にダムを造った先人の知恵と苦労に敬服した。
鉄道は、立山砂防工事専用軌道(白岩砂防ダム)の18段連続スイッチバックや大井川鐡道井川線(長島ダム)のアプト式電気機関車などが紹介されており、地方鉄道の思わぬ見どころを面白く読んだ。
もう少し写真が多いとイメージが湧くと思うので☆4つ。