ジョンのファースト ソロアルバムでのMotherの出だしエコーかけまくりの鐘の音とは違い、本盤では軽めの鈴の音で曲が始まりジョンが蘇ったことを感じさせるStarting overといい、ジョン作の全ての曲が高い説得力を持ち心にせまる。特にWoman、オリジナルの作詞原稿ではWo/manと世界の半分は男と女という意味でわざと区切られている。この曲ではジョン自身Beatles時代のGirlと対をなす曲と考え、初期の録音ではI love you yeah yeahという部分をI love you SUUU yeah yeahと試験的な録音を試しています。(SUUUとはGirlでのAh girl SUUUといった息を吸い込む音です。)このアルバムでは男と女の対話ということで半分はヨーコの曲ですがSome time in NYCのような優れた曲が少なく残念です。しかし唯一Every man has a woman loves himという素晴らしい曲があるのが救いです。(Kiss kiss kissは人前で聞けないので問題外)このミレニアムエディションにはジョン死亡直前に録音され死亡時に持っていたとされるカセットテープに収録されていたヨーコの曲Walking on thin iceが特別に収録され涙を誘います。ジョンのラストアルバム。死なずにポールといっしょにBack in the worldして欲しかった。