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ダブル・ファンタジー〈上〉 (文春文庫)
 
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ダブル・ファンタジー〈上〉 (文春文庫) [文庫]

村山 由佳
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

三十五歳の脚本家、奈津は、才能に恵まれながら、田舎で同居する夫の抑圧に苦しんでいた。ある日、夫の創作への関与に耐えられなくなった奈津は、長く敬愛していた演出家・志澤の意見に従い、家を飛び出す決意をする。束縛から解き放たれた女性が、初めてめぐり合う生と性、その彷徨の行方を正面から描く衝撃的な官能の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

村山 由佳
1964年、東京生まれ。大学卒業後、会社勤務、塾講師などを経て、93年「天使の卵~エンジェルス・エッグ」で第6回小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。主な著作に、第4回中央公論文芸賞・第22回柴田錬三郎賞・第16回島清恋愛文学賞を受賞した『ダブル・ファンタジー』「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズなどがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 301ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/9/2)
  • ISBN-10: 4167709031
  • ISBN-13: 978-4167709037
  • 発売日: 2011/9/2
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ずっと以前にこの本を手にしていたのですが、あまりの内容の無さに村山ファンとしては
「大人路線に軌道変更を計って思い切り外しちゃったな」
と、単純にコケたのかと、同情的に思った時期もあったのですが、そうじゃなかった。

現在の作者の姿と奈津の姿が、大部分で重なる箇所がずいぶん描かれていて、
幼稚で、いつまでも女の子でいたい、しかしプライドだけは人一倍高く、成長もしない
仕事に関して語る場面はお世辞にも、社会人としては使い物にはならない典型的タイプ
  「責任はすべて自分が持つ」
ほぼ100%確率で、本ッ当に使えないヤツがいうセリフ、結局泥をかぶるのは他人、んで本人は成長しないまま!
前出の方が言われてるように筋金が一本も通っていない主人公(いや、作者か?)筋金のない高層ビルのよう。

見た目や名前は賞をいくつも取ったのは立派なのかもしれないけど、正直こんな女性怖いし、近づかないに限る。
同性には嫌われるタイプだし本人もわかっていながら、自分に酔っていて、私は「特別な人間」だと思っている節がある
ある意味一番幸せなのは、君!それすらわからず不幸な気分で悩み続ける、この厄介な女の学習能力を疑いたくなる

村山由佳はこの作品から、官能小説を出版してるけど中身は全くなく、読むと虚しいくらい中身がない
モラル無く下半身の快楽だけで決めると、こういう人物になってしまう…そういう一例としてなら読めると思います
このレビューは参考になりましたか?
45 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
長編人生相談 2011/9/16
By 氷雫
単行本のレビューでは賛否両論分かれてますが、私は“否”に一票投じます。
小説とは呼びたくない。ただダラダラと長い『人生相談』です。

夫とHの相性が合わないんですぅ。相談相手の年上の男性とそういう関係になったんですが、その人からも『お前、ウザイ』って言われちゃって(泣)。慰めてくれた大学時代の元彼とは上手くいってたのに(体の相性もバッチリ♪)、最近なんだか虚しくってぇ…やっぱり体だけじゃなくって心も無くっちゃ本当に『感じる』事が出来ないのかな?って思うんですぅ。全ての結果に対する責任は持つつもりなんですけどぉ、私どうすればいいのかなぁって。

といった感じ。
私の答えは『好きにすれば?』です。
わざと舌足らずな書き方をしましたが、本当に子供がダダをこねてるみたいでした。
主人公の年齢は30代ですが、まるっきり子供の思考回路です。

性に奔放なのは別にかまいません。倫理的に『正しい・間違ってる』を議論するのは文学の役割ではありませんから。
ただ、主人公が『一本筋を通してる』と感じる部分が全く無いんです。
『自分の性欲の深さを肯定する』としながらも、何だかんだ理由をつけてはフラフラしてる。
『脚本家』としての仕事っぷりも、一社会人として『甘い』としか言いようがありません。
『文章を・脚本を書くとは』と随分語ってますが、正直『何語っちゃってるの?片腹痛いんですけど』と感じました。
自分の言葉に酔ってるとしか思えません。
『全ての負の感情を、文章に昇華させる』みたいな事を語ってますが、昇華してませんよね、全く。
(作中で一本舞台の脚本を書き上げますが、あの程度で“昇華”といわれても…)

この『長い人生相談』の中で、唯一私が評価したいのは、『登場人物の中で、女は主人公以外一人しか出てこない』点です。
当然です。『女に嫌われる女』の典型ですから。
私だったらこの主人公とは絶対友達にはなれません。
購入前は期待していただけに、残念です。
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23 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
だから、何? 2011/10/16
書店で目立つ所に山積みになっていたので、期待して購入しましたが、上下巻を読了してもすっきりしません。だから何なの? 余りにも自分勝手なヒロインに、一瞬も共感できませんでした。とはいえ、世の中には、この作品やヒロインに共感する人も居るのだろう、そういう感覚もあるのだろうと思えば、女性のサガを理解する助けになるかもしれません。
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