ダブルコントラクトシリーズ3冊目です。
前巻では、どうすればラウラと将軍の『契約の鎖』が出現するのかを検証し、結果将軍だけが確信して終わり、
今巻では、前回のその鎖の契約解除失敗に至った経緯から話が始まります。
次いで、オフラ教教尊候補となったユリシーズを狙う輩から、将軍たちは少佐シドの屋敷にて身辺警護にあたるようになりーー……
という感じの流れなのですが、今回は悪役とか迫力とかはなく、躍動感は感じられませんでした。
ただ軸は恋愛中心で、その中でも将軍の一挙一動が見逃せないというか……!
ラウラの心境よりも寡黙な将軍のちょっとした行動が良いです!
なんだろう、(多分)清らかなお付き合いの手順を正攻法なのに、そう思わせないところが将軍らしいというか……。
普通は心にとどめて出さないような言葉も、相手への牽制として遺憾無く発言するあたりが、やっぱり将軍です♪
あと
(実は)サドなユリシーズは、退屈凌ぎに将軍をつっついたりしてるのかなとか、
毒舌の(でも、あたたかい目をもってたりする)シドは、将軍とラウラを一応気にかけて見守ってるのかなとか、
周りの変化も楽しめた感じがします。
ヴァハラ獣界の新獣がちょこっとしか出なかったのは残念ですが。
他気になるのは、子守唄とラウラのお母さんが言った言葉ですね。
キルラの形態も、これから絡んでくるのが楽しみです。
ちなみに、私はほのぼのとしたこの感じが好きと、前のレビューで多分書いた気がしたんですが、
……でも今巻の終わりあたりで、ぶちかましてくれた「ほのぼの??いやいやいやいや!!?」という展開にドキドキが!!
でもですね、やっぱりアレなんですよね。
今回を最終的にくくるのであれば、『良かったね、でもやっぱり残念、でも私はおいしかったよ?(笑)』です