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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
こんな関係もありですか?,
By
レビュー対象商品: ダブル―double― (りぼんマスコットコミックス) (コミック)
主人公の美雨は、つくづく男運がなく日陰の恋ばかりしている。中学の頃から今に至るまでずっとセカンド扱い、愛人体質な美雨。 そんな彼女がお見合いの席で知り合った文緒に告白される所から始まるこの作品。最初は乗り気ではなかった美雨も徐々に文緒の優しさに惹かれていき・・・。今までの恋愛と比べて、理想的な文緒との恋愛の中で、美雨はささやかな事に心が揺れます。例えば、セカンド扱いの時にはありえなかった映画の指定席だったり、自分を一番に考えてくれているんだなと感じる美雨の気持ちがとてもよく伝わってきます。 文緒の秘密とどう向き合っていくのか。それは難しい問題ですが、美雨の純粋な結論に納得しました。こんな恋があったら楽しいですね。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
二重人格というテーマ,
By 羽生蛇人 (秋田県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ダブル―double― (りぼんマスコットコミックス) (コミック)
このテーマを取り扱うにあたって、作者の葛藤があった事がうかがえる。その葛藤こそが、この作品を良いものへと仕上げる柱になっているのだ。軽い扱いも、暗い扱いもしていない。ただそこに、2人で向き合って行く課題として描かれている。実際の「二重人格」の重さは計り知れない。だが、それを自分なりの解釈で、こういう前向きな形で表現している作者には好感が持てる。 主人公の美雨は普通の1人の女性だ。しかし、文緒という恋人が出来、その中にいるもう1人の人格、フミオの存在を知る事になる。彼女なりに悩み、愛し、ある一ケ所で物事を吹っ切った強さを見せてくれる。 それがよく解る表情が、あるヒトコマに描かれている。 大変な事というのは沢山ある。だが、それを『不幸』にだけしない、それも一つの強さなのだと思う。こういう『覚悟』を見るのは清々しい。 最後の締め方は今までのひうら作品には無い文章の表現。 同時収録の「Trash!」は新しいしスタイリッシュな出来なのに、どこか昔のひうら作品と通じる作風だし、巻末おまけ漫画も面白い。 ここからひうらさとるの世界に触れていくのも良いかもしれない。
2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
予想通りの展開ですが,
By カスタマー
レビュー対象商品: ダブル―double― (りぼんマスコットコミックス) (コミック)
二重人格の彼氏を持つ話といえば、もりたゆうこさんの「愛してる」を思い出します。あの話はかなり暗くて、重いです。二重人格と取り扱った話は、暗いか明るい(コメディ系)か、なのですが、 「ダブル-double 」は暗くも明るく前向きな話です。 まず、主人公はいままで良い恋愛に恵まれなかった。お見合いで知り合った真面目な男性に初めて心から愛される。だが、彼は二重人格だった。初めは真面目な方(こっちが元々の人格)が好きだったのに、次第に天真爛漫な別人格に惹かれてしまう。このテの展開は、「多重人格」を取り扱った話のセオリーです。 ですが、ハマる理由は、絵がカワイイ。双方の人格のキャラが良い。(普通は別人格って捻くれてますよね)そして、重い題材をとことん暗くせずに、じわじわとアップテンポにしていった点がよかったと重います。短期連載だったので、若干無理やり終わった感がありますが、ダラダラ終わるよりか良かったと思います。
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