激化する死の衛星の脅威に加えて遂に決戦を挑んで来たダブリファ帝国という2つの試練に直面した太陽系帝国の猛反撃を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第225巻。本巻の執筆者は、シリーズ創始者の両雄ダールトンとシェールです。3434年7月、遂に皇帝ダブリファが太陽系の所在を突き止めたとの凶報がローダンに届く。
『ダブリファ帝国の崩壊』クラーク・ダールトン著:太陽系を隠すATGフィールドの効果を相殺する新兵器を開発したダブリファは、いよいよ5万5千の大艦隊で総攻撃を掛けようとしていた。時を同じくして死の衛星による太陽のノヴァ化プロセスも活発になり始めた。太陽系に未曾有の危機が襲来し、ローダンは最高度の警報を発令する。『《マルコ・ポーロ》の発進』K.H.シェール著:かつてのカピン族ガンヤス帝国のガンヨ(皇帝)オヴァロンの活躍により太陽系に束の間の平和が訪れる。しかし、その後太陽系の惑星でカピンの潜入が確認される。ローダンはオヴァロンの助言を受けて、超弩級新造戦艦《マルコ・ポーロ》でカピン族の本拠銀河グルエルフィン島宇宙に向けて旅立った。
前半でグッキーがラス・ツバイとフェルマー・ロイドを相手に三次元チェスをしている場面で、ラスがたまらず「もうやめた」と宣言します。無邪気に「どうしてだい?」と聞くグッキーにラスが「ペテン師どもが!ひとりは俺の心を読み、もうひとりはテレキネシスで勝手に駒を動かしやがる。やってられないね!」とぼやく超能力漫才が愉快で笑わせます。故松谷健二氏のあとがきは、ネコのお話続編です。2匹の子猫を連れて来た母ネコは最初は一所懸命に育てていましたが、やがて子供に冷たくする子離れの行動をし姿を消しました。今は子ネコのしなやかな動きをうらやみつつ楽しみに見られているという事です。