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ダウン・バイ・ロー (講談社文庫) [文庫]

深町 秋生
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

大型ショッピングモールに客足を奪われ、貧困と荒廃が進む山形、南出羽市。それに追い打ちを掛けるような震災の発生。女子高生・真崎響子は、幼なじみの遥から小遣いをまきあげ、憂さを晴らす日々だった。その遥が自分の目前で線路に突っ込み自殺してしまう。自殺の原因を疑われ、煩悶を続ける響子。その響子のまわりに連続しておこる不可解な事件と、謎の人物。死んだはずの遥が響子の耳元にささやき、響子はズブズブと、事件の泥流に絡め取られていく。

内容(「BOOK」データベースより)

衰退を続ける地方都市に倦く女子高生・響子の目の前で、幼馴染の遙が電車に飛び込み自殺する。以来、響子の耳には死んだ遙の悲痛な囁きが聞こえてくる。続いて起こる児童惨殺と飼い犬殺し、男友達の失踪。ついに牙を剥く荒んだ町の暗部の正体は?渇いたバイオレンスの深町節が炸裂する書下ろしミステリー。

登録情報

  • 文庫: 464ページ
  • 出版社: 講談社 (2012/5/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062772191
  • ISBN-13: 978-4062772198
  • 発売日: 2012/5/15
  • 商品パッケージの寸法: 14.6 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 156,632位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
高レビューに期待して読みましたが
主人公にどうしても感情移入できず・・・。

冒頭と、「親友のある事件」を境に、そこから始まるさまざまな出来事以降で
主人公が生まれ変わったみたいにキャラが変わっているように感じてしまいました。
その違和感にどうしても引っかかりを覚えてしまい
最後まで読み終わった後も、そのせいで
「きれいごとを並べていい人間に変身しました物語」みたいな感触を拭えませんでした。

みなさんと同じく
おもしろく勢いよく読めた部分もあったのですが
のめり込み、熱中して読めなかったことが残念です。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 女子高生ハードボイルド? 2012/11/6
形式:文庫
なんてキャッチフレーズを考えてみたが、内容は「女子高生」から想像される軽さとは無縁、
むしろ真っ暗といってよいハードボイルドである。

全般的にグロい描写も多いが、主人公の造形もよく、非常に読み応えがある。
一昨年の「ダブル」に劣らぬ出来でこれが文庫書き下ろしというのは大変お買い得だろう。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 これぞエンタメ魂だべ! 2012/7/3
形式:文庫
講談社のサイトが配信している「リブラリアンの書架」という番組で、
本の編集をされたイケメン編集者の説明を聞き興味がわきました。
これは読まねば、と書店に走って大正解。
山形弁での会話が新鮮で、冒頭から一気に未知の世界に引きずりこまれました。
地方都市。女子高生。貧困。閉塞感……。女子高生のやり場のない悲鳴が随所から
聞こえてくるようでした。
一言でいえば、巻き込まれ型のハードボイルドだと思いますが、
二転三転するストーリーに手に汗握り、夢中になって一気読み。
ハードな内容ながら文章に不思議なぬくもりがあり、胸を締めつけられつつも、
ページをめくる手が止まりませんでした。
クールなのに美しい装丁にもとても好感がもてます。

あと、内容とは関係ありませんけど、物語が終わったあと、
一番最後のページに刻まれた、わずか10文字のメッセージに、ぐっときました。
これだけの完成度の作品ですから、単行本で世に問えば、
文学賞などの栄誉を授かった可能性があると思います。
なのに、あえて文庫書き下ろしで出版されたことに読書ファンのひとりとして
お礼をいいたい気持ちです。
山形の地方都市に限らず、苦しい生活を余儀なくされ辛抱している家庭はうちもそうですが日本中たくさんあります。読書したくても、2000円近い単行本を買うには、
すごく勇気が必要です。こんなに中身の濃い作品を文庫でだしてくれたことに、現代社会が抱える「貧困」を描ききった作者ならではの、本当の意味でのエンタメ魂をみる思いがいたしました。
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