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1 まずは、当作品のマイナス面から。当作品はたしかにリマスターされているが、もとのマスター音源が極めて劣悪である為に、聴いていると音質の悪さに閉口する。当作品からロジャー・グローバー(当時、元DEEP PURPLE)が全面的にプロデュースをしたとのことだが、正直、センスを疑う。メンバーは演奏レベルでは、RAINBOW歴代最高のテクニシャン揃いの集団であったと思うが、特に、リッチーのギター音なんかは、音が割れているような感じで、残念である。
2 しかし、楽曲はRAINBOWのなかでも、ある種の異彩を放っているのが当作品の大きな特徴である。15のメジャーナンバーは驚くほどポップであるし、268なんかは、リッチーらしさがでまくっている楽曲である。5なんかは、再結成RAINBOWでも演奏していたし、8も数年前に出たグラハム・ボネットのソロアルバムでもリメイクしている。今でも色あせない楽曲が揃っているアルバムであると思う。
3 当時は、ポップ路線かロック路線かという間であったので、上記のようにポップな15、ロックしている268という、一見整合性の無い作品のように思われるかもしれないが、それでいて、リッチーらしさは失われていない。良い楽曲が揃っていると思う。
4 グラハムのボーカルに触れたこのとないリスナーは是非一度当作品を聴いてみて欲しい。パワーシャウターと呼ばれる彼の凄みがわかると思う(海賊版ライブはもっと凄いんやけど・・・)
以上の特徴を持つ当作品は、RAINBOWの作品としては異端児扱いされているが、一般のリスナーが聴いても今なお色あせることの無い楽曲揃いであると思う。
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